密命シリーズ

  1. 鎌倉河岸捕物控 橘花の仇(きっかのあだ)
  2. 鎌倉河岸捕物控 政次、奔る(せいじはしる)
  3. 鎌倉河岸捕物控 御金座破り(ごきんざやぶり)
  4. 鎌倉河岸捕物控 暴れ彦四郎(あばれひこしろう)
  5. 鎌倉河岸捕物控 古町殺し(こまちごろし)
  6. 鎌倉河岸捕物控 引札屋おもん(ひきふだやおもん)
  7. 鎌倉河岸捕物控 下駄貫の死(げたかんのし)
  8. 鎌倉河岸捕物控 銀のなえし
  9. 鎌倉河岸捕物控 道場破り
  10. 鎌倉河岸捕物控 埋みの棘(うずみのとげ)
  11. 鎌倉河岸捕物控 代がわり
  12. 鎌倉河岸捕物控 冬の蜉蝣(ふゆのかげろう)
  13. 鎌倉河岸捕物控 独り祝言
  14. 鎌倉河岸捕物控 隠居宗五郎
  15. 鎌倉河岸捕物控 夢の夢
  16. 鎌倉河岸捕物控 八丁堀の火事
  17. 鎌倉河岸捕物控 紫房の十手(むらさきぶさのじって
  18. 鎌倉河岸捕物控 熱海湯けむり
  19. 鎌倉河岸捕物控 針いっぽん
  20. 鎌倉河岸捕物控 
  21. 鎌倉河岸捕物控 春の珍事

 春の珍事
第21巻 2013/6/25 読書開始 7/1読破

桜の季節を迎えた江戸。
金座裏では宗五郎一家の飼い猫・菊小僧が姿をくらます騒ぎが起きていた。
そんな最中、今度は同心の寺坂穀一郎が、
失せ人探しへの協力を要請しにやってきた。
畳奉行早乙女家の次男・芳次郎が、徒目付神藤家の
お彩との祝言を前に突如失踪したというのだ。
かつてお彩が婿にとった先の二人は急死しており
、芳次郎の身にも何かが―――。
二つの失踪事件を追う政次たちの前に、
さらなる衝撃の事実が立ち塞がる!
大好評書き下ろし時代長篇、待望の最新刊。


 針いっぽん
第19巻 2013/1/10 読書開始 1/13読破

宗五郎たちが湯治旅からもどり、鎌倉河岸がいつもの
賑わいを取り戻した夜、政次らは、御堀端で
神田橋御門から出てきた二艘の不浄船を目撃する。

その翌日、政次の通う道場に加納傳兵衛と名乗る者が
現れ、政次を相手に殺気を伴う立合いを見せるのだった。やがて、加納が御鈴廊下目付であることが判明し、
大奥女中に奉公に出ていた古町町人の娘・お初が、
城中で成敗されていたことが金座裏に知らされる。
お初の無念の死を知った政次らは、
禁断の探索に乗り出すが―。
シリーズ十周年の記念すべき時代長篇。

   
第18巻 2011/7/2読書開始 7/7読破

金座裏の宗五郎たちが、湯治旅で熱海峠に
差し掛かった頃、江戸鎌倉河岸では、金座裏十代目
政次の許へ、蝋燭問屋・三徳の隠居をめぐる騒ぎが
持ち込まれていた。

一昨日に出かけた隠居が店に戻らないというのだ。
やがて政次、亮吉らの探索で、隠居が謎の女から
強請られていたことが判明。
さらには、金座裏を狙う刺客が現れ、事件は、意外な
様相を見せ始める。
一方、宗五郎は、熱海の湯戸屋から強盗事件の真相究明を依頼されるのだが・・・・・・。
二代の金座裏が再会するとき、鎌倉河岸に新たな風が吹く。
大好評書き下ろし時代長篇。
 
第17巻 2011/7/7読書開始  7/11読破
箱根への湯治旅に出かけた宗五郎としほたちの留守中、
江戸では、大坂で七人を殺害して逃亡した凶賊の
手配書が廻っていた。
九代目不在とあって、政次の肩に金座裏の看板が重く
圧し掛かる。
そんななか、鴫立沢に立ち寄った宗五郎一行。
西行ゆかりの地で絵筆を取ったしほは、黒い塗笠姿の
武芸者を目撃する。
偶然にもしほの筆が捉えたその男は、なんと手配中の
凶賊だったのだ。賊の江戸入りを危惧した宗五郎は、
政次たちにある一計を託すが―。
箱根と江戸を跨ぐ、大捕物の行方は?
大好評時代長篇、待望の第十七作。

第16巻 2011/7/12読書開始    読破

彦四郎が禅修業からもどり、いつも通りの平隠が
鎌倉河岸に戻ってきたころ、宗五郎の許に、
相談事が持ち込まれた。

大店の古着問屋の倅が、吉原に居残りをし、
下働きをしているのだという。
なんとか連れ戻して欲しいと頼まれた宗五郎は、
亮吉を吉原に送り込むが…。
一方、八丁堀から火の手が上がり、
奔走する宗五郎と政次。出火は、なんと与力の
須藤家からのものだった―奉行の進退に
影響しかねない事態に、密命を受けた金座裏の面々が動き出す。
大好評シリーズ第十六弾。
    第15巻

船宿綱定の船頭・彦四郎は、贔屓客を富岡八幡宮へ
送り届けた帰途、上品な小紋に身を包んだ女に乗船を
請われた。貸切の船に乗せるのを逡巡した
彦四郎だったが、代金を受け取らない条件で送り届ける
旨を承知する。だが、船に乗せた美しい女は、
彦四郎が幼い頃に突如姿を晦ました秋乃だったのだ。

数日後、すべてを投げ出して失踪する彦四郎。
十数年ぶりに再会した二人になにがあったのか?
幼馴染みの身を案じた政次、亮吉は、彦四郎と秋乃を
追い、疾走する。
大好評書き下ろし時代長篇、待望の第十五弾。
 
第14巻 2011/11/12読書開始   17日 読破

祝言の賑わいが過ぎ去ったある日、政次としほの
若夫婦は、仲人である松坂屋の松六の許へ挨拶廻りに
出かけた。道中、日本橋付近に差し掛かった二人は、
男女三人組みの掏摸を目撃する。

政次の活躍により、掏摸を取り押さえたものの、
しほは、現場から立ち去る老人に不審なものを
感じていた。やがて、政次の捕まえた掏摸が、
江戸に横行する掏摸集団の配下であることが判明。
隠居然としていた宗五郎も政次とともに、頭目の捕縛に
乗り出すが―。
金座裏の面々が活躍する大好評書き下ろし時代長篇、待望の第十四弾。
  第13巻

春を告げる賑わいの鎌倉河岸では、政次としほの祝言が
間近に迫っていた。
そんななか、金座裏の宗五郎の命により、六所明神に
代参することになった政次は、宗五郎の粋な計らいに
より、しほ、彦四郎、亮吉三人との同行を許された。

だが道中、深大寺に立ち寄った一行は思わぬ事件に
巻き込まれてしまう。―旅先での事件を始末し、
江戸に戻ったのも束の間、政次にさらなる難事件が
待ち構えていた。
迫り来る祝言の日。
隠密御用に奔走する政次と覚悟を決めたしほの命運は…。
大好評書き下ろし時代小説。