密命シリーズ

  1. 交代寄合伊那衆異聞 変化(へんげ)
  2. 交代寄合伊那衆異聞 雷鳴(らいめい)
  3. 交代寄合伊那衆異聞 風雲(ふううん)
  4. 交代寄合伊那衆異聞 邪宗(じゃしゅう)
  5. 交代寄合伊那衆異聞 阿片(あへん)
  6. 交代寄合伊那衆異聞 攘夷(じょうい)
  7. 交代寄合伊那衆異聞 上海(しゃんはい)
  8. 交代寄合伊那衆異聞 黙契(もっけい)
  9. 交代寄合伊那衆異聞 御暇(おいとま)
  10. 交代寄合伊那衆異聞 難航(なんこう
  11. 交代寄合伊那衆異聞 海戦(かいせん)
  12. 交代寄合伊那衆異聞 謁見(えっけん)
  13. 交代寄合伊那衆異聞 交易(こうえき)
  14. 交代寄合伊那衆異聞 朝廷(ちょうてい)
  15. 交代寄合伊那衆異聞 混沌(こんとん)
  16. 交代寄合伊那衆異聞 断絶(だんぜつ)
  17. 交代寄合伊那衆異聞 散斬(ざんぎり)
 散斬
第17巻 2013/6/20読書開始 6/25読破

時代の大老井伊直弼は四面楚歌の政局打開の鍵と考え、
座光寺藤之助を味方につけるべくひそかに上海に
手下を送る。
藤之助は江南の水郷を旅していた。
案内役の劉源は、仇敵黒蛇頭から逃れてきた男だった。
そして玲奈は遠きバタビアで父の面影を追う。
新・幕末小説は舞台を広げ新たなステージへ。

  
断絶
第16巻 2013/3/20読書開始 3/30読破

交易の願いを込めて就航した帆船レイナ一世号は南へ。座光寺藤之助は井伊直弼に実権が移った江戸に
舞い戻る。
当主不在の咎で、
お家断絶と当主切腹を迫られた座光寺家。
江戸屋敷を引き払った面々を追い、藤之助も中山道、碓氷峠を目指し急追するが?最大の危機に、藤之助は一族を救えるか!?文庫書下ろし。シリーズ第16弾。

  第15巻 2011/6/20読書開始 7/1読破

守るべきはサムライの信義。魔都で決死行!幕府の実権は理解者の堀田正睦から井伊直弼へ。藤之助は快速帆船率い上海へ就航。英国商会と商談中に巨額売上金を強奪されてしまう。悪の巣窟に単身潜入するが?

幕政の混迷をよそに、大海原を走る快速帆船レイナ一世号。座光寺藤之助は和人唐人混成の東方交易の商船隊長として、上海に再上陸した。だが歓迎の埠頭で、英国商会の預かり金を洋卑殺人団に強奪されてしまう。
阿片窟の女豹の誘いに乗り、藤之助は単身、闇深き迷宮へ。
“誇り”を奪還せよ、サムライ・トウノスケ。
   
第14巻 2013/3/26 読書開始 4/2
読破

敵だらけの京で、藤之助一行を支えたのは?
条約批准のため、朝廷との交渉が続く堀田正睦を
護衛する藤之助は、
三条大橋で無頼漢から舞妓を救った。
艦船ヘダ号を取り上げられた陸戦隊に、
攘夷過激派が迫る。
朝廷との通商条約批准の交渉にあたる老中堀田正睦。警護役の藤之助には初めての京だ。
三条大橋で舞妓たちを無頼漢から救い、
攘夷波刺客団を退ける。
だが幕府に艦船ヘダ号を取り上げられることに。
乗組員らは藤之助を頼りとするも、ついに陸戦隊は解散か?
そして天保山沖には巨大帆船が。
 第13巻 2013/3/17読書開始  3/19読破


幕末前夜の痛快シリーズ、風雲急の第13弾
海外を知る藤之助と玲奈は、
若き日の龍馬に衝撃を与えた。
幕内の井伊直弼と堀田正睦の対立の激化する中、
藤之助はヘダ号を率い、
香港、上海への航海に出るが!?
わずか十六名といえど、心意気ではどこにも負けぬ―座光寺藤之助率いる帆船ヘダ号の陸戦隊員は、
初めての外洋訓練で世界最強の大英帝国艦隊と
対峙した。
若き日の龍馬と出会い、唐人商人の積み荷を載せ、香港・上海行きを
実現させた藤之助と玲奈。進むべき道を見出すことはできるのか…。

第12巻 2011/7/12読書開始    読破

幕末の風雲児は、歴史の表舞台へ躍り出る!
下田に駐留するハリス総領事の要求を呑み、
ついに幕府は将軍謁見を認める。
ふたたび長崎でひと暴れした藤之助は護衛役として、攘夷派が張る罠の中、江戸へ向かう
下田に駐留する亜米利加総領事ハリスは、
列強に先駆け将軍謁見を望む。
江戸湾砲撃を防ぐ外交交渉の末、
剣豪旗本・座光寺藤之助に、
ハリス一行の大行列護衛の密命が。
玲奈を通詞につけ伊那衆を率いた藤之助は、
水戸の攘夷派浪士団が潜む峠へ。
“天城越え”は果たせるか!?白熱の幕末小説第12弾。文庫書下ろし。
    第11巻

幕末駆ける剣豪に休む間なし。
大人気最新刊対米交渉に苦慮する幕府は、
下田でひと暴れした藤之助を江戸に呼び寄せた。
海軍操練所の実戦航海に同乗した藤之助は、
荒天での銃撃戦に浮き足立つ仲間の先頭に。
列強との圧倒的な差に立ち向かうのは若き力だ。
国産洋式帆船ヘダ号の外洋演習の指揮官に、
座光寺藤之助が指名された。
日々逞しさを増す操練所生たち。
ヘダ号に装備されたアームストロング砲の
お披露目は、藤之助因縁の老陳との砲撃戦。
追い込まれた玲奈らを救えるか!?快進撃幕末小説第11弾。
 
第10巻 2011/11/12読書開始   17日 読破

無敵の剣豪の次なる舞台は日米交渉の最前線久々の
郷里で矢傷を癒し、若い家臣や文乃と登った
赤石山嶺で、反開国派に送り込まれた刺客を
片づけた藤之助。
新たなる幕命が下り、ハリスが駐留する伊豆下田へ!
矢傷を負った座光寺藤之助を
故郷の山河が優しく癒す。
家臣たちに幕府存亡の危機を説く藤之助に、
老中筆頭堀田正睦より新たな命が下った。
豆州下田では亜米利加総領事ハリス相手に交渉が
難渋していた。だが彼が暗殺されれば、
江戸湾を外国艦隊が埋め尽くす。無敗の剣で国難に挑む第10弾。
  第9巻

攘夷開国で揺らぐ江戸。
そして懐かしき郷里ひそやかな婚儀をすませた
玲奈と別れ、藤之助は観光丸で江戸に帰還する。
ハリスに開国を迫られる幕府。外国を知る
旗本藤之助に新たなる命が下されようとしていた
無敵の南蛮剣を玲奈の母から譲り受け、
日本人だけで江戸を目指す観光丸で藤之助は
長崎を後にする。当主の見違える偉丈夫ぶりに、
腰を抜かす座光寺家江戸屋敷の面々。
縁談の持ち上がった文乃を連れ、藤之助は懐かしき
故郷へ…。幕末を駆ける快男児を描く人気シリーズ、