密命シリーズ

  1. 密命 見参!寒月霞斬り(かんげつかすみぎり)
  2. 密命 弦月三十二人斬り(げんげつさんじゅうににんぎり)
  3. 密命 残月夢想斬り(ざんげつむそうぎり)
  4. 刺客 斬月剣(しかくざんげつけん)
  5. 火頭 紅蓮剣(かとうぐれんけん)
  6. 兇刃 一期一殺(きょうじんいちごいっさつ)
  7. 初陣 霜夜炎返し(ういじんそうやほむらがえし)
  8. 悲恋 尾張柳生剣(ひれんおわりやぎゅうけん)
  9. 極意 御庭番斬殺(ごくいおにわばんざんさつ)
  10. 遺恨 影ノ剣(いこんかげのけん)
  11. 残夢 熊野秘法剣(ざんむくまのひほうけん)
  12. 乱雲 傀儡剣合わせ鏡(らんうんくぐつあわせかがみ)
  13. 追善 死の舞(ついぜんしのまい)
  14. 遠謀 血の絆(えんぼうちのきずな)
  15. 無刀 親子鷹(むとうおやこだか)
  16. 烏鷺 飛鳥山黒白(うろあすかやまこくびゃく)
  17. 初心 闇参篭(しょしんやみさんろう)
  18. 遺髪 加賀の変(いはつかがのへん)
  19. 意地 具足武者の怪(いじぐそくむしゃのかい)
  20. 宣告 雪中行(せんこくせっちゅうこう)
  21. 相克 陸奥巴波(そうこくみちのくともえなみ)
  22. 再生 恐山地吹雪(さいせいおそれやまじふぶき)
  23. 仇敵 決戦前夜(きゅうてきけっせんぜんや)
  24. 切羽 潰し合い中仙道(せっぱつぶしあいなかせんどう)
  25. 覇者 上覧剣術大試合(じょうらんけんじゅつだいしあい)
  26. 晩節 終の一刀


     第26巻 2013/7/10読書開始 7/17読破

上覧剣術大試合から五年―。
金杉惣三郎は、故郷・豊後相良に隠れ住んでいた。
しかし、再び暗躍する影を感じ、
陰謀の根源を絶つべく
因縁の地・尾張へと向かう決意をする。
一方、倅・清之助も吉宗の密命を受け、
同地に向かっていた!死闘の果て、惣三郎は何を想い、
何を守るのか?そして江戸のしの、みわ、結衣は…。
大河巨編が今、圧巻の終極へと達する。

  第25巻 2011/12/14読書開始 12/17読破

<師弟の旅路の答え、
父子の相克、尾張との因縁……/すべてがここに決す!>

上覧剣術大試合前日、
突如代表として挙がった神保桂次郎と、
その師・金杉惣三郎の名に、一同は驚愕した。
動揺醒めやらぬままに迎えた当日。
国中から選ばれし武芸者四十四名の矜持と野心、
命をも賭した戦いがついに始まった! 
覇者たらんとする金杉清之助と桂次郎の命運、
そして戦いの果てに待ち受けるものとは?「密命」シリーズここに極まる! 
瞠目の第二十五弾。

   
第24巻 2011/7/2読書開始 7/7読破
〜金杉師弟、最後の試練!〜

十日余りに迫った上覧剣術大試合に浮き立つ江戸市中。
それを尻目に、金杉清之助は独り菊屋敷で淡々と鍛錬に
励んでいた。

一方、出場権を得るため、
尾張柳生の柳生秀直、東篠龍祁を追って中山道をひた走る
惣三郎と神保桂次郎。その行く手には、
雪の峠越えや敵の罠が! 極限状態で師弟が見出す光明、
そして尾張の真の思惑とは? 緊迫のシリーズ第二十四弾!
 
第23巻 2012/1/5読書開始  1/11読破

〜一路、江戸へ/剣術大試合を目前に、
金杉父子が選ぶ岐路と最後の試練とは!〜

享保十一年初秋、江戸の金杉家では父不在のまま、
長女みわとめ組の纏持ち昇平の祝言の日を迎えていた。
同じ頃、嫡男清之助は長きにわたる回国修行を終え、
鹿島の米津寛兵衛の墓前にあった。
そして惣三郎と神保桂次郎は、
あろうことか積年の仇敵である尾張の柳生新陰流道場に!
因縁渦巻くこの地に踏み入った真意とは!?
上覧剣術大試合は目前、急展開の二十三弾。

第22巻 2011/7/12読書開始    読破

〜金杉父子の絆。その光と闇! 〜
仙台の藩道場で門弟に敗れ、
己の心弱さを思い知った神保桂次郎は、
剣者としての再起を懸け、聖地・出羽三山で必死の
山行を行なっていた。

そして、傍らで見守る金杉惣三郎にも、
ある心境の変化が……。同じ頃清之助は、
八戸藩で拐かされた子供たちを救うため、
恐山へと向かっていた。
烈風吹き荒れる索漠とした北辺の地で、清之助を待ち受ける死と再生の試練とは?
    第21巻
<父の愛は刃のごとく/金杉惣三郎、清之助、神保桂次郎――剣に生きる三者の運命が交錯する!>

父・金杉惣三郎が、神保桂次郎とともに江戸を出奔。
全ては、桂次郎を息子・清之助を凌ぐ剣者に育てるためだった! 峻烈なる父の思惑に慄然としつつも、武勇で知られる奥州・仙台藩でさらなる高みを目指す清之助。
一方、惣三郎との過酷な修行に、自らの剣を見失った桂次郎も同地へと向かっていた。葛藤する三者の魂がぶつかり合い激しく渦巻く、緊迫の二十一弾!
 
第20巻 2011/11/12読書開始   17日 読破

将軍吉宗公主催の大剣術大会まで一年足らず。
春遠い越後で修行の仕上げに励む金杉清之介は、江戸に
向かう年若い姉弟と同道することに。

雪深い地で育まれる友情、しかし村上藩の重大な使命を
帯びた姉弟を、次々と刺客が襲う…。

その頃、江戸の父・惣三郎の口からは驚くべき”宣言”が
発せられていた!
父子の想いが交錯する、衝撃のシリーズ第20弾!
  第19巻

金杉惣三郎に、突如襲いかかった不気味な具足武者!
泰平の世にふさわしからぬ姿で暗躍する彼らの正体、
そして惣三郎に下された新たな密命とは…。

一方、回国修行中の息子・清之助は佐渡島へ渡り、
荒ぶる海と、金銀の盗掘を行なう至近十郎兵衛一味に
相対していた。
江戸と佐渡、父子の必殺剣がますます冴える、
「密命」シリーズ待望の第十九弾。
    第18巻 2012/12/23読書開始  12/31読破
金杉清之助、武芸者の涙を見た…
回国修行に金沢を訪れた清之助を襲撃する一団。絶好調「密命」円熟の第十八弾!

回国修行に訪れた金沢で、金杉清之助は突如襲撃してきた
関左兵衛なる武芸者を切り捨てる。
その懐)に入っていたのは、清之助殺しの報酬金であり、
同時に妻の永代供養料となる十両だった。
刺客を差し向けた黒幕は、清之助を将軍吉宗の放った間者
と恐れた加賀藩重鎮か? 清之助は、
高岡にあるという菩提寺に関の遺髪と十両を届けに
出立する…。「密命」円熟の十八弾!