密命シリーズ

  1. 長崎絵師通史辰次郎  悲愁の剣(ひしゅうのけん)
  2. 長崎絵師通史辰次郎  白虎の剣(びゃっこのけん)

                 悲愁の剣
第1巻 2011/6/20読書開始 7/1読破

長崎代官の季次家が抜け荷の罪で没落―。
季次家を主家と仰ぎ、
今は海外放浪の身にある南蛮絵師・通吏辰次郎は
その報せに接し、急ぎ帰国するが当主・茂智、
茂之父子や、茂之の妻であり辰次郎の
初恋の人でもあった瑠璃は、何者かに惨殺されていた。
お家再興のため、茂之の遺児・茂嘉を伴って江戸へと
赴いた辰次郎に次々と襲いかかる刺客の影!
一連の事件に隠された真相とは…。
運命に翻弄される者たちの奏でる哀歌を描く
傑作時代長篇。

              白虎の剣
第2巻 2011/7/2読書開始 7/7読破
2回目 2013/4/23読書開始 5/1読破
陰謀によって没落した主家の仇を討った
御用絵師・通吏辰次郎。主家の遺児・茂嘉とともに、
江戸より故郷の長崎へ戻った彼は、
オランダとの密貿易のために長崎会所から
密命を受けたその日に、唐人屋敷内の黄巾党なる
秘密結社から襲撃される。
唐・オランダ・長崎…貿易の権益をめぐって
暗躍する者たちと辰次郎との壮絶な死闘が今、
始まる!『悲愁の剣』に続くシリーズ第二弾