1. 吉原裏同心 流離(りゅうり)
  2. 吉原裏同心 足抜(あしぬき)
  3. 吉原裏同心 見番(けんばん)
  4. 吉原裏同心 清掻(すががき)
  5. 吉原裏同心 初花(はつはな)
  6. 吉原裏同心 遣手(やりて)
  7. 吉原裏同心 枕絵(まくらえ)
  8. 吉原裏同心 炎上(えんじょう)
  9. 吉原裏同心 仮宅(かりたく)
  10. 吉原裏同心 沽券(こけん)
  11. 吉原裏同心 異館(いかん)
  12. 吉原裏同心 再建(さいけん)
  13. 吉原裏同心 布石(ふせき)
  14. 吉原裏同心 決着(けっちゃく
  15. 吉原裏同心 愛憎(あいぞう)
  16. 吉原裏同心 仇討(あだうち)
  
第16巻 仇討  2012/10/10 読書開始 10/12読破

年が明けた「御免色里」吉原で、
客の懐中物や花魁の櫛笄が次々に盗まれた。
悪童たちの仕業と、
さっそく捕縛にあたった吉原裏同心・神守幹次郎だったが、その背後にさらに大きな勢力の影がちらつく。
吉原に触手を伸ばす勢力に、幹次郎の剛剣がうなり、
新必殺武器の小出刃が飛ぶ。
そしてまた新たに、
吉原を大藩との騒動に巻き込む問題が―。
会心のシリーズ第十六弾。

  第15巻 愛憎 2011/6/20読書開始 7/1読破

吉原で近頃人気の中籬に脅迫文が投げ込まれた。
相談を受けた吉原会所の神守幹次郎らが調べ始めた
ところ、その前に刺客・夜嵐の参次が現れた。

参次は人気花魁・薄墨太夫の前にも出没。
そして、薄墨が可愛がっていた禿の小花が消えた。
はたして小花の拐かしの首謀者の狙いは何か。
また、幹次郎と薄墨太夫を狙う夜嵐の参次の正体とは―。絶好調シリーズ第十五弾。

   
第14巻 決着 2012/9/25 読書開始 10/2読破
一時は看板花魁まで登りつめた白川が斬殺された。
吉原裏同心・神守幹次郎らが調べを進めると、
哀しき過去の因縁が。

一方、江戸の経済を牛耳る札差筆頭行司の座を狙う
新興札差・香取屋武七との闘いに巻き込まれた
幹次郎と汀女。
香取屋の背後にはこの世にいないはずの田沼意次の影が
見え隠れする。田沼一派との最後の戦いの火蓋が切られた。爽快の第十四弾。文庫書下ろし/長編時代小説。
 
第13巻 布石 2012/1/14読書開始  1/20読破
江戸の札差を束ねる筆頭行司の伊勢亀半右衛門に薄墨太夫
との川遊びに誘われた神守幹次郎・汀女夫婦。
だがこれを機に新興札差・香取屋武七の魔手が吉原会所の
面々に忍び寄る。

江戸の経済を牛耳る札差筆頭行司の座を巡り、半右衛門と
暗闘を繰り広げる武七の背後には田沼一派の影。
襲いくる敵、そして、幹次郎たちの前に恐るべき陰謀が―。超人気シリーズ第十三弾。


第12巻 再建 2011/7/12読書開始    読破
仮宅明け間近の吉原に、二人の遍路が野地蔵を置いた。
先の大火で死んだ姉(女郎)の供養だという。
だが、死んだはずの女郎を江ノ島で見たという男が現れた。

足抜か?神守幹次郎は、会所の頭取の命で番方の仙右衛門と
共に現地へ赴き、女郎に連れ添う居合いの達人と対決する。
決着をつけ江戸に戻ってきた幹次郎を、
新たな事件が待ち受けていた。シリーズ第十二弾。
    第11巻 異館
真鶴から江戸に戻った神守幹次郎を謎の剣客が襲う。
折しも吉原では、京の大火で移転してきた胡散臭い
商人が薄墨太夫に接触。

そのうえ武家客への辻斬りが横行していた。
新たな魔手が吉原に!?会所の意を受けた幹次郎は、
身代わりの左吉の助力を得て探索に奔る。
そこに花魁を殺めて去った妖しい女。
全て吉原に関わると知った幹次郎は、
異形の館へ侵入を図るが…。
 
第10巻 沽券 2011/11/12読書開始   17日 読破
天明八年の正月早々、吉原の引手茶屋で沽券状を
狙った事件が頻発した。
廓の危難に奔走する吉原会所と神守幹次郎の前に、
権利を売り姿を消した茶屋夫婦の刺殺体が!
残る二人の娘の行方を追う幹次郎たちは、
巨漢の武芸者を引き連れ、沽券状を買い集める黒幕の
年寄りに辿り着く。
吉原乗っ取りを策する真の狙いは何か?背後に田沼派の
残党と老中首座の争いが…。
  第9巻 仮宅
虚栄と粋と張りを競い合う吉原が炎上し、仮宅商いを
余儀なくされた師走。遊女・花蕾が行方を断った。
その後、他の妓楼からも遊女たちが姿を消す。

楼主たちが騒然とするなか、花蕾の死体が築地川に
浮かんだ。廓の用心棒・神守幹次郎は、
会所の男衆や身代わり左吉とともに必死の探索の末、
幕閣より閑職に追われている直参旗本の屋敷を
突きとめるが…。文庫書下ろし、長編時代小説。


第16巻 愛憎
密命シリーズ