第15巻 愛憎 2011/6/20読書開始 7/1読破
吉原で近頃人気の中籬に脅迫文が投げ込まれた。
相談を受けた吉原会所の神守幹次郎らが調べ始めた
ところ、その前に刺客・夜嵐の参次が現れた。
参次は人気花魁・薄墨太夫の前にも出没。
そして、薄墨が可愛がっていた禿の小花が消えた。
はたして小花の拐かしの首謀者の狙いは何か。
また、幹次郎と薄墨太夫を狙う夜嵐の参次の正体とは―。絶好調シリーズ第十五弾。
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第14巻 決着 2012/9/25 読書開始 10/2読破
一時は看板花魁まで登りつめた白川が斬殺された。
吉原裏同心・神守幹次郎らが調べを進めると、
哀しき過去の因縁が。
一方、江戸の経済を牛耳る札差筆頭行司の座を狙う
新興札差・香取屋武七との闘いに巻き込まれた
幹次郎と汀女。
香取屋の背後にはこの世にいないはずの田沼意次の影が
見え隠れする。田沼一派との最後の戦いの火蓋が切られた。爽快の第十四弾。文庫書下ろし/長編時代小説。
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第13巻 布石 2012/1/14読書開始 1/20読破
江戸の札差を束ねる筆頭行司の伊勢亀半右衛門に薄墨太夫
との川遊びに誘われた神守幹次郎・汀女夫婦。
だがこれを機に新興札差・香取屋武七の魔手が吉原会所の
面々に忍び寄る。
江戸の経済を牛耳る札差筆頭行司の座を巡り、半右衛門と
暗闘を繰り広げる武七の背後には田沼一派の影。
襲いくる敵、そして、幹次郎たちの前に恐るべき陰謀が―。超人気シリーズ第十三弾。
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第12巻 再建 2011/7/12読書開始 読破
仮宅明け間近の吉原に、二人の遍路が野地蔵を置いた。
先の大火で死んだ姉(女郎)の供養だという。
だが、死んだはずの女郎を江ノ島で見たという男が現れた。
足抜か?神守幹次郎は、会所の頭取の命で番方の仙右衛門と
共に現地へ赴き、女郎に連れ添う居合いの達人と対決する。
決着をつけ江戸に戻ってきた幹次郎を、
新たな事件が待ち受けていた。シリーズ第十二弾。
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第11巻 異館
真鶴から江戸に戻った神守幹次郎を謎の剣客が襲う。
折しも吉原では、京の大火で移転してきた胡散臭い
商人が薄墨太夫に接触。
そのうえ武家客への辻斬りが横行していた。
新たな魔手が吉原に!?会所の意を受けた幹次郎は、
身代わりの左吉の助力を得て探索に奔る。
そこに花魁を殺めて去った妖しい女。
全て吉原に関わると知った幹次郎は、
異形の館へ侵入を図るが…。
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第10巻 沽券 2011/11/12読書開始 17日 読破
天明八年の正月早々、吉原の引手茶屋で沽券状を
狙った事件が頻発した。
廓の危難に奔走する吉原会所と神守幹次郎の前に、
権利を売り姿を消した茶屋夫婦の刺殺体が!
残る二人の娘の行方を追う幹次郎たちは、
巨漢の武芸者を引き連れ、沽券状を買い集める黒幕の
年寄りに辿り着く。
吉原乗っ取りを策する真の狙いは何か?背後に田沼派の
残党と老中首座の争いが…。
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第9巻 仮宅
虚栄と粋と張りを競い合う吉原が炎上し、仮宅商いを
余儀なくされた師走。遊女・花蕾が行方を断った。
その後、他の妓楼からも遊女たちが姿を消す。
楼主たちが騒然とするなか、花蕾の死体が築地川に
浮かんだ。廓の用心棒・神守幹次郎は、
会所の男衆や身代わり左吉とともに必死の探索の末、
幕閣より閑職に追われている直参旗本の屋敷を
突きとめるが…。文庫書下ろし、長編時代小説。
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