山田風太郎(大正1-平成13)
本名、山田誠也。
大正一(一九二二)年、兵庫県養父郡関宮町の医家に生れる。
東京医科大学卒業。
在学中(1947)に「達磨峠の事件」で宝石の懸賞小説に入選。
1949年に「眼中の悪魔」及び「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞
(日本推理作家協会賞の前身)を受賞。
奇想に溢れた探偵小説や時代小説を発表。
1958年に連載開始した『甲賀忍法帖』をはじめとする一連の伝奇ファンタジー
「忍法帖シリーズ」で一世を風靡した。
1970年代に入ってからは、『警視庁草紙』をはじめとする「明治開化伝奇小説」で
新境地を開いた。
2001年7月28日午後5時半、肺炎で逝去されました。
|