映画ファンの皆さん、今晩は!
TVでも”氷見のキトキトの新鮮な魚を味わう”なんて、
よく取り上げられていますから。
今日の映画紹介は「スノー・プリンス」。
「フランダースのイヌ」+「小さな恋のメロディ」をイメージして作られた映画だそうですが
内容は全然別の映画に仕上がっていますね。
昭和11年、雪深い北国の村。
10歳の草太(森本慎太郎)は、両親を早くに失い、
炭焼きを生業にする祖父(中村嘉葎雄)を手伝いながら、けなげに暮らしていた。
貧しさのため学校にも通えないが、草太はさびしくなかった。
なぜなら草太のそばにはいつも聡明で愛らしい幼馴染の早代(桑島真里乃)と、
秋田犬のチビがいたから。そして大好きな画があったから。
ある日村にサーカス団がやってくる。
祖父に「絶対にサーカスにだけは近づくな」と言われていた草太だったが、
早代に誘われこっそり裏口から忍び込み、そこで不思議なピエロと出会う。
人間の心が読めるというピエロは、草太が一番欲しいものを当ててみせる。
それは神様のようにぴたりと当たっていた。
その日から草太はピエロを“僕の神様”と呼び、慕うようになっていく。
ピエロの名は萩尾(浅野忠信)といい、
絵描きになりたいという草太を「心の感じるまま、一番好きなものを描け」と励まし、
一緒に美しい“夜空色”の絵の具になるという幻の土を探しに行ってくれた。
だが祖父がこの世を去り、萩尾もサーカスの終わりと共に姿を消してしまう。
打ちひしがれる草太だったが、チビと寄り添い必死で絵を描き続け、
そしてクリスマスの夜…
主人公を演じる、森本慎太郎は期待の新星と言われるだけあって
可愛いし、演技力も素晴らしいです。
物語の展開は少年と少女の淡い恋物語で、我々熟年者にとっては
自分の遠い昔の淡い初恋を想い、
美しい自然の背景を懐かしく思い出し、童心?に帰って見ました。
ただ、最後がハッピーエンドではないのが残念!
おぉ〜「坂の上の雲」が始まった、TVを見なければ!
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