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 映画はいいですね。
映画を見ている時は自分が主人公、しばし夢の世界で遊べますから。
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鑑賞日:2014年5月5日(月)

BSプレミアム3ch 13:00

邦題:
いつでも夢を
(1963年(昭和38年)制作)
原題:

監督:野村孝
出演:
・岩下留次/橋幸夫   
・三原ひかる/吉永小百合
・木村勝利/浜田光夫
・岩下花子/飯田蝶子
・金造/野呂圭介
・三原泰山/信欣三
映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「いつでも夢を」。
BSプレミアムで2014年5月5日(月)13:00〜の放送。

私達の年代には忘れられない青春映画。
何度見たことでしょうか。
橋幸夫と吉永小百合のデュエットで
レコード大賞受賞の主題歌がすぐ頭に浮かびますね。

星よりひそかに 雨よりやさしく
あの娘はいつも 歌ってる
声が聞こえる 淋しい胸に
涙に濡れた この胸に
言っているいる お持ちなさいな
いつでも夢を いつでも夢を

キャッチコピーは
「青い空に希望の雲が、広い大地にゃ夢がある!
魅力スターの若さと情熱溢れるゴキゲン四重奏!!」。

東京下町の工場地帯。三原ひかる(吉永小百合)は三原医院の看護婦。

ひかるは健康診断で森田製作所へ、彼女は工員たちの人気者。
工員たちの中でも仲がいいのは、ひかると夜間高校で机を
並べる工員の木村勝利(浜田光夫 )。

工場へ来たトラック運転手の岩下留次(橋幸夫)もひかるを好きになり
三角関係?に。

夜間高校の帰り道で、2人は将来の夢を語るのだった。
勝利:”オレはスカッとしたサラリーマンになるんだ”
ひかる:”幸せって、もっと身近に転がっているんだわ”

下町の工場と定時制高校を舞台にしたこの映画を見ると、
昔にタイムスリップしたようです。
貧しい時代でしたが、そう、夢だけはいつも持ってましたからね。

青春時代の真只中の時は若さには無頓着。馬齢を重ねた今は、虚しく敗れた
過ぎ去った過去を懐かしく思うだけです。

あなたは夢をまだ持っていますか?
私の夢は”ピンピンコロリ”だけなんて、情けないです。
せめて、この映画で夢を取り戻して、夢よもう一度!

ストーリーはわかっていますが、当時の街並みを見ると懐かしくて
何度見てもいいなぁ〜と思います。

そうそう、キャッチコピーに四重奏とあるのは
夜間高校の同級生の松本秋子( 松原智恵子 ) のことでしょうね。

1963年(昭和38年)制作。監督は野村孝。

鑑賞日:2013年12月9日(月)

BSプレミアム3ch 13:00

邦題:
太平洋ひとりぼっち
(1963年(昭和38年)制作)
原題:

監督:市川崑
出演:
堀江謙一/石原裕次郎   
・父/森雅之
・母/田中絹代
・妹/浅丘ルリ子
・先輩/ハナ肇
映画ファンの皆さん、こんにちは〜!
今日の映画紹介は「太平洋ひとりぼっち」。
BSプレミアムで12月9日(月)の13:00から放送されます。

小型ヨットで94日間の太平洋横断を成功させた堀江謙一の、
手記を原作にして、監督市川崑、堀江を石原裕次郎が演じています。

小型ヨット・マーメイド号の大きさは、
長さ5.8mに幅2mでエンジン無しで帆走だけで
太平洋を横断するのですからね、その勇気と言うか
無謀さに驚嘆したものです。

1962年5月12日深夜西宮港を、
小型ヨット・マーメイド号に乗船した
22歳の青年・堀江謙一(石原裕次郎)。
39時間も大阪湾内を迷走してようやく大阪湾を出港。
待っていたのは荒れた海。彼の出港は密出国だった。

太平洋に出た日に台風3号に襲われた。
荒波にふりまわされるヨット、
苦しい戦いは、二日二晩続いた。
孤独感に苛まれながら飲めない酒に心をまぎらわす日々。

アクション・スターの裕次郎が大勢を相手にするのでなく
自然相手の独り芝居が新鮮で今迄のイメージとは
違って良かったですね。

当時設立間もない円谷プロが、
初めて本格的に特撮を手掛けた作品だけあって、
太平洋の荒波の中、ヨットが意思を持った生き物のように
動き回るシーンなどよく出来ています。

監督が市川崑とくれば、単なる海洋映画ではなく
主人公の回想シーンに両親(森雅之・田中絹代)や
妹(浅丘ルリ子)を登場させて、
彼のバックグラウンドを描いているところが
サイドストーリーとなっていてより面白くなっています。

サンフランシスコに近づいた時、
「お母ちゃん、僕きたんやで」と彼は大声で叫けんだ。
太平洋横断の夢が実現したのだった。

鑑賞日:2013年10月28日(月)

BSプレミアム3ch 13:00

邦題:
赤い夕陽の渡り鳥
(1960年(昭和35年)制作)渡り鳥シリーズ4作目
原題:

監督:斎藤武市
出演:
滝伸二
/流しのギター引き小林旭)   
・二宮靖子/牧場の娘(浅丘ルリ子)
・小平マキ/牧場の女(白木マリ)
・ハジキの政/殺し屋(宍戸錠)

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「赤い夕日の渡り鳥」。

BSプレミアムで1028日(月)21:00より放送されます。

小林旭主演の“渡り鳥”シリーズ第4作。

会津磐梯山でロケをした作品。


滝伸次(小林旭)は、

愛馬とともに会津磐梯山の麓にやって来る。

ところがハジキの政(宍戸錠)に馬を取られる。

牧場についた政は牧場の女小平マキ(白木マリ)に

銃を突き付けられる。牧場の者たちは、

牧場を狙う小芝一味と勘違いしたのだった。


その政を助けた伸二だったが、

政の正体は、東京の親分の命により、

あけみ(楠侑子)という女を追って来た殺し屋だった。

東京から帰ってきた牧場の

跡取り娘・靖子(浅丘ルリ子)は伸二に助けを求める。

靖子の誕生パーティの日に、小芝一味は牧場を襲い、

乱闘になった。実は小芝の黒幕は

実業家・越屋(大阪志郎)だったのだ。

 

旭が唄う、「赤い夕陽の渡り鳥」 「アキラの会津磐梯山」。

井上ひろしが唄う、挿入歌の「煙草が二箱消えちゃった」が

懐かしいですね。

1960年(昭和35年)制作。

 

この年の流行歌に西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」。

アカシアの 雨にうたれて

このまま 死んでしまいたい

夜が明ける 日がのぼる

朝の光の その中で

冷たくなった わたしを見つけて

あの人は

涙を流して くれるでしょうか

鑑賞日:2013年10月21日(月)
BSプレミアム3ch 13:00
邦題:
口笛が流れる港町
(1960年(昭和35年)制作)
原題:

監督:斎藤武市
出演:
滝伸二
/流しのギター引き(元刑事)小林旭)   
・相良杏子/相良信夫の娘(浅丘ルリ子)
・相良信夫/牧場主(木浦祐三)
・太刀岡/殺し屋(宍戸錠)

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!
今日の映画紹介は「口笛が流れる港町」。
10月21日13:00〜BSプレミアムで放送。

渡り鳥シリーズ第二作。
冒頭、流れてくる唄は
”夕焼けよ
 さみしい顔でみつめるな
 ひとりあてなく旅をゆく
 いまの俺にはなにもない
 ギターが残っているだけさ”

無国籍の映画ですが、この映画は西部劇風になっています。

南九州の山を馬で行く渡り鳥の伸次(小林旭)は、
殺し屋の太刀岡(宍戸錠)に出会い、互いの拳銃の腕前を知る。

伸次はある寂れた牧場にたどり着く。
牧場の経営主の相楽(木浦祐三)は
的場(山内明)の妹・君枝(渡辺美佐子)を
目当てに、組が経営するバーで毎夜酒に溺れ、
その上、賭博の借金を増やしていた。

的場はそれをネタに牧場を乗っ取りゴルフ場にしようと企んでいた。
相良の妹・杏子(浅丘ルリ子)が知らせで帰省して来た。
的場の求婚をさけて東京の女子大に通っていたのだ。
的場はそれを知ると相良をおどし始めた…。

登場人物はいつもの顔ぶれですから
安心?して見られますね。理屈抜きの娯楽映画!
当時の私には、旭は格好良かったなぁ〜。

1960年(昭和35年)制作。この年を振り返って見ると。
・国産初のフィルター付きの「ハイライト」が70円で販売。
・ソニーがトラジスターテレビを69800円で世界で始めて発売。
 この年の公務員初任給が12,900円だから、高い!

鑑賞日:2013年9月23日(月)
BSプレミアム3ch 13:00
邦題:
ギターを持った渡り鳥
(1959年(昭和3年)制作)
原題:

監督:斎藤武市
出演:滝伸二
/流しのギター引き(元刑事)
 (
小林旭)   
・秋津由紀/秋津礼三郎の娘
  (浅丘ルリ子)
・秋津礼三郎/秋津組の親分
  (金子信雄)
・ジョージ/殺し屋

  (宍戸錠)

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日は秋分の日。
ところで、秋分の日とは、
「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを
趣旨とすることです。
家族そろってお墓参りに行ったり、
祖先を供養する「法会〔ほうえ〕」に
参加される人も多いでしょうが、
それはそれで、皆さん、それぞれの秋を楽しんで下さいね。

今日の映画紹介は「ギターを持った渡り鳥」。
BSプレミアムで9月23日(月)の13:00から放送されます。

ご存知“マイトガイのアキラ”こと
小林旭の《渡り鳥》シリーズ第1作です。
この当時の彼は二枚目でアクションが格好良く、好きでしたね。
私も古い映画を見ては当時の自分を重ね合わせて、
ノスタルジーに浸っています。青春をもう一度!

小林旭が今でも、歌謡番組で活躍しているのを見ると、
上手に歳を重ねているなぁ〜と思います。


港町にギター背中に流れて来た滝伸次(小林旭)は、
喧嘩で流しのサブ(野呂圭介)を救い、
親分の秋津(金子信雄)を紹介される。

秋津は自分の娯楽センター拡張のため、
住民に金を貸しては利子の期限切れを理由に
土地を立退かせていた。

秋津は沖合にある丸庄漁業に伸次を送り込むが
伸次は丸庄の女房澄子(中原早苗)が
秋津の実妹と知るとこの仕事を断った。
秋津の娘・由紀(浅丘ルリ子)は叔母のために
手を引いた彼を好きになるのだった。

神戸の田口組のジョージ(宍戸錠)が
ヤクの取引きするため秋津組に船を借りに来るが…。


ストーリーも登場人物もワンパターンで展開も
直ぐに読めますが、それでも見ますね。
ギター片手に唄う、小林旭を

赤い夕陽よ 燃えおちて
海を流れて どこへゆく
ギターかかえて あてもなく
夜にまぎれて 消えてゆく
俺と似てるよ 赤い夕陽

1959年(昭和34年)制作。
この年に名古屋城の金の鯱の
取り付け工事を始めています。
厚さ0.15mmの18金の板を88kg使用。

鑑賞日:2013年9月9日
BSプレミアム3ch 13:00
邦題:
憎いあンちくしょう
(1962年(昭和37年)制作)
原題:

監督:蔵原惟繕
出演:北大作
/売れっ子スター
 (
石原裕次郎)   
・榊田典子/大作の恋人兼マネージャー
  (浅丘ルリ子)
・井川美子/
  (芦川いづみ)
・尾崎宏/

  (川地民夫)

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

2020年夏季五輪の開催地が東京に決定。
被災地復興や汚染水対策が先だと思いますが、
経済効果はありますから、取り敢えず良かったです。

今日の映画紹介は「憎いあンちくしょう」。
9月9日(月)21:00よりBSプレミアムで放送されます。

一口で言えば、裕次郎、ルリ子コンビによるロードムービー。

主人公の北大作(石原裕次郎)は映画出演、司会、原稿執筆等と
何でもこなすスーパータレント。

マネジャーは恋人でもある榊典子(浅丘ルリ子)。
二人は二年前から「ある瞬間」がくるまで、
指一本ふれないという約束をかわしている

マスコミの世界で忙しい日々を送る二人の
関係は、けん怠気味である。
そんな時、ある女性・井川美子(芦川いづみ)が
九州の無医村で働く恋人で医師・敏夫(小池朝雄)の
ため中古ジープを無報酬で運んでくれるドライバー募集の
新聞広告をみつけた大作は運転手を引き受ける。

彼を連れ戻そうとする典子やマスコミの
取材が追いかけるなか、
大作は一路ジープを九州・福岡へと走らせる…。

浅丘ルリ子が仕事が出来るキャリアウーマン風で
裕次郎に負けず劣らず格好いいデスネ。
それにもまして、芦川いづみの楚楚とした風情は好きでした。

1962年(昭和37年)制作。監督は蔵原惟繕。

この年の流行歌に橋幸夫と吉永小百合の
デュエットで「いつでも夢を」。

星よりひそかに 雨よりやさしく
あの娘はいつも 歌ってる
声が聞こえる 淋しい胸に
涙に濡れた この胸に
言っているいる お持ちなさいな
いつでも夢を いつでも夢を
星よりひそかに 雨よりやさしく
あの娘はいつも 歌ってる



鑑賞日:2013年8月26日
BSプレミアム3ch 13:00
邦題:
風速40米
(1958年(昭和33年)制作)
原題:

監督:蔵原惟繕
出演:滝颯夫
/大学生
 (
石原裕次郎)   
・滝今日子/異母の妹
  (北原三枝)
・滝敬二郎/父
  (宇野重吉)
・根津踏絵/シャソン歌手

  (渡辺美佐子)

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!
今日の映画紹介は「風速40米」。
BSプレミアムで8月26日(月)13:00からの放送です。

風速40mは”強い台風”で最大風速33〜44m未満に分類され、
その威力は”小石が飛び散り、小さな木造家屋は倒壊する”。
多分、私は軽いから飛ばされてしまうでしょうね。

建築学科の大学生の滝颯夫(石原裕次郎)は、
羽田工務店の技師である父・敬次郎(宇野重吉)が、
重役の地位を条件にライバルの
和泉建設社長・早田(金子信雄)による
乗っ取りに協力していたことを知る。

羽根田の工事を遅らせ、
会社買収に利用されていたと知った敬二郎と颯夫は
建築中の新東京ビルを完成させるため、
風速四十米を越す台風の中、
突貫工事を続ける颯夫たちを暴徒が襲った。
が、颯夫らはビルを守り切ったのだった。

台風の中、妨害と闘いながらのシーンの
特撮は見応えがありますね。

セリフ入りの歌詞も面白いですね。

「何だいありゃ何、風速40m?アハハ…」。
風が吹く吹く、やけに吹きゃがると
風に向かって、進みたくなるのサ
俺は行くぜ、胸が鳴ってる
みんな飛んじゃエ、飛んじゃエ
俺は負けないゼ…

1958年(昭和33年)制作。
この年は戦後のひとつの区切りを迎えた年。
戦犯を収容した巣鴨プリズンの閉鎖、
羽田空港全面返還。
長島茂雄デビュー又、川上哲治の引退。
テレビの普及。
(NHKの「バス通り裏」の十朱幸代さんは可愛かったなぁ)
東京タワーの完成等等。

鑑賞日:2013年8月12日
BSプレミアム3ch 13:00
邦題:
嵐呼ぶ男

   (1957年(昭和32年)制作)
原題:

監督:井上梅次

出演:国分正一
/ドラマー
 (
石原裕次郎)   
・福島美弥子/バンドのオーナー
  (北原三枝)
・島みどり/
  (芦川いづみ)
・チャーリー・桜田/正一のライバル

  (笈田敏夫)

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

昨日、今日と厳しい暑さでした。
日本列島で40度超えがあちらこちらで記録。
毎日が蒸し風呂状態で
じっ〜と我慢でただただ耐え忍ぶだけ。

今日の映画紹介は暑さを吹き飛ばす痛快な映画。
「嵐を呼ぶ男」。
BSプレミアムで8月12日、13:00から放送されます。
石原裕次郎を一躍スターダムに押し上げた映画。

音楽学校の生徒国分英次(青山恭二)は、
銀座の流しギターで生計を立てる兄の
正一(石原裕次郎)を売り出そうと図る。

それをジャズ・バンドの
女支配人美弥子(北原三枝)に頼み込む。

彼女のバンドのNo1ドラマー、チャーリー・桜田(笈田敏夫)は、
美弥子と付き合っていたが、
最近はダンサーのメリー(白木真理)に引かれていた。
彼は美弥子と別れてメリーの
属する持永興行と契約するのだった。

困った美弥子は正一を一流のドラマーに
育てようと彼と契約する。

腕を挙げた正一は櫻井とドラム合戦をすることになった。
その前夜、正一はメリーをめぐる紛争から、右手を傷つけられた。
当日、彼は怪我の為、ドラムを叩くことが出来ず、
唄い始めたのだった。

「俺らはドラマー
やくざなドラマー
俺らがおこれば 嵐を呼ぶぜ
喧嘩代りに ドラムを叩きゃ
恋のうさも ふっとぶぜ
『この野郎、かかって来い!最初はジャブだ……
ホラ右パンチ……おっと左アッパー……
畜生、やりやがったな 倍にして返すぜ、フックだ
ボディだ ボディだ チンだ
ええい面倒だい この辺でノックアウトだ』
俺らはドラマー
浮気なドラマー
俺らがほれたら 嵐を呼ぶぜ」

ドラマーの裕次郎が格好いいですね。
歌は今でもカラオケで歌ってますよ
裕次郎になったつもりで。

1957年(昭和32年)の作品。
この年の出来事に漫画「赤胴鈴之助」が
ラジオで始まる。
吉永小百合も公募で選ばれてデビュー。
”剣をとっては日本一に…”のメロディは
今でも頭に残っています。

鑑賞日:2013年7月26日
テレビ愛知 10ch
邦題:
紅の流れ星

   (1967年(昭和42年)制作)
原題:

監督:桝田利雄

出演:杉浦五郎
/殺し屋
 (
渡哲也)   
・白川啓子/宝石商の娘
  (浅丘ルリ子)
・ユカリ/五郎の彼女
  (松尾嘉代)
・竹越喜一/五郎の弟分

  (杉良太郎)

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日の映画紹介は「紅の流れ星」。
TV東京系で明日(26日)11:15より放送されます。

日活映画ですから、
題名を見て直ぐに内容は想像出来ますね。
”紅”はヤクザの宿命を背負った男で、
”流れ星”は彼の人生で輝いていた時だなぁと。

赤いオープンカーを盗み、
首都高速で加島組長を殺した五郎(渡哲也)は
東京から神戸へと逃走し、バーの用心棒となる。
そうかぁ〜、
当時(1967年)の神戸の街はこんな風だったんだ。

ここでは、五郎は弟分の竹腰(杉良太)等や
彼女・ユカリ(松尾嘉代)と何となく暮らしていた。
刺激と言えばゴローをマークする宇須刑事(藤拓哉)や
東京から来た殺し屋・沢井(宍戸錠)にマークされるくらい。

そんな彼の前に東京から来た謎めいた
宝石商の娘・白川啓子(浅丘ルリ子)が現れる。
彼女は神戸で行方不明なった小島(山田真二)を
探していると言うが…。

渡哲也が格好いいデスネ。
俳優は映像でタイムスリップして一番旬の時の
自分に何時でも会えるのですからね。

劇中、歌手の奥村チヨが歌う、「北国の青い空」が好きでした。

風にまかれた 私の髪に
野バラの甘い かおりがせつない
北国の空と湖
二人の愛は ここにねむる

あなたのために
私は祈る
二度と帰らない
夏の日の恋よ 恋よ
白い小舟に 野バラをかざる
北国の青い空はないてる

そうです。ザ・ベンチャーズの作曲です。

鑑賞日:2013年7月19日
テレビ愛知 10ch
邦題:
探偵事務所23/くたばれ悪党ども

   (1963年(昭和38年)制作)
原題:

監督:鈴木清順

出演:田島英雄
/私立探偵
 (
宍戸錠)   
・千秋/
  (笹森礼子)
・真辺コウイチ/
  (川地民夫)
・熊谷/捜査一課長

  (金子信雄)

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!
今日の映画紹介は「探偵事務所23 くたばれ悪党ども」。
明日(19日)TV東京系で11:35より放送されます。

大藪春彦原作の『探偵事務所23』を映画化したもの。
私は大藪春彦のハードボイルド、アクション小説の大ファンでした。
「野獣死すべし」、「汚れた英雄」、「蘇る金狼」等、
どの主人公も殺人の美学を持ち、
自分自身に耐えて耐え抜くストイズム、
全力あげて目的をやり遂げる決意と戦うニヒリズ。
ひ弱な私にとって主人公は憧れでしたね。

米軍基地付近で武器弾薬の
取引きをしていた桜組と大槻組の幹部は、
突如数名の男に襲撃され殺されてしまう。
真辺公一(川地民夫)が容疑者として逮捕された。
クラブ”エスカイヤ”の踊り子のサリー(星ナオミ)といた
田島(宍戸錠)は、このニュースを聞いて立川署へ。

立川署の熊谷警部(金子信雄)はオトリ捜査を計画し、
田島に手伝うように頼み、
田島に手はず通り真辺を助け出させる。

真辺の案内で、”エスカイヤ”に行くが
そこへ社長の畑野(信欣二)が来て、
畑野は田島を疑い、部下に調査を命じる。

田島は、田中一郎と名乗り、網走帰りで、
父親がカソリックの神父という設定で侵入捜査を始める。

畑野の情婦・千秋(笹森礼子)が現われた。
田島は千秋のスーツに盗聴器を仕掛ける。
ところが警部の神父姿に田島の身許がばれてしまった。
畑野は、真辺と田島を消そうと図った。

宍戸錠の探偵ぶりがいいですね。
ハードボイルドと言うより、
彼のキャラクターが活きています。
私が憧れる格好いいヒーローとはいきませんが
楽しめる映画です。

鑑賞日:2013年7月12日
テレビ愛知 10ch
邦題:
電光石火の男
   (1960年(昭和35年)制作)
原題:

監督:野口博志

出演:丈二
/
 (
赤木圭一郎)   
・大津昇/
  (二谷英明)
・圭子/
  (浅丘ルリ子)
・五郎/

  (宍戸錠)

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「拳銃無頼帖 電光石火の男」。
明日(12日)TV東京系で11:35より放送されます。
主演の赤木圭一郎は
和製ジェームズ・ディーンと言われた2枚目俳優。
退廃的な雰囲気が評判を呼び「トニー」の愛称で
呼ばれていたのは容貌がトニー・カーチスに似ていた為。

大津組の貞夫(杉山俊夫)と殺し屋の五郎(宍戸錠)が戦っている時、、
丈二(赤木圭一郎)が現われて五郎の拳銃を吹き飛ばした。
丈二が貞夫と共に姿を現わした時、大津組幹部の辰吉(高品格)は驚いた。

丈二は三年前大津組親分仁作(菅井一郎)を闇討したハイライト興業の元幹部だったのだ。
しかし射ったのは丈二ではなかった。仁作もそれは知っていた。
丈二は足を洗うつもりで、ボス麻島(藤村有弘)の身代りで刑務所に入った。
だがこの町に残した恋人圭子(浅丘ルリ子)にひかれて帰って来た。

圭子は東京で警官をしている仁作の一人息子の昇(二谷英明)と
婚約していた。
昇が刑事部長としてこの町に赴任して来て暴力追放を宣言する。
東京から昔五郎の情婦だった歌手のジーナ(白木マリ)が
舞戻って来たが、
丈二に熱を上げたジーナは別れ話をして五郎を怒らせた。
麻島は五郎に丈二を消すことを命じた。

いつものパターンのヤクザ同士の抗争物語。
ですが、赤木圭一郎は当時、私たちのアイドルでしたね。
彼の甘いマスクにちょっと陰鬱なニヒルな雰囲気。
格好良かったですね〜!

でも、ゴーカートの運転ミスで事故を起し、
21歳の若さで死んだのは惜しかった。
だから伝説の映画スター・赤木圭一郎と言われるのでしょう。
節子役で吉永小百合も出演しているのでこれ又、楽しみです。
1960年(昭和35年)制作。

鑑賞日:2013年7月5日
テレビ愛知 10ch
邦題:
関東無宿
   (1963年制作)
原題:

監督:鈴木清順

出演:鶴田光雄
/伊豆組幹部
 (
小林旭)   
・岩田辰子/鶴田の元の恋人
  (伊東弘子)
・ダイモンドのトキ子/女博徒
  (松原智恵子)
・山田花子/女子高生

  (中原早苗)

 

映画ファンの皆さん、今日は〜!

参院選が今日、公示されました。

21日が投票日、清き一票をぜひ投票しなければ。

 

今日の映画紹介は「関東無宿」。

明日(5日)TV東京系で11:35より放送されます。

 

小林旭主演の任侠もの。

懐かしいですね。最近はヤクザ映画がないですから。

 

伊豆組の幹部・鶴田(小林旭)は

組の態勢を立て直そうと懸命になるが、

組はライバルである吉田組と一触即発の状態になってしまう。

 

伊豆組の鶴田は親分・伊豆(殿山泰司)の命令で、

吉田組の幹部と交際しているのに伊豆組の仲間の

もとに売り飛ばされた花子(中原早苗)を捜し出すよう命じられる。

そこで鶴田は、

イカサマ師の妻になった博徒・辰子(伊藤弘子)と再会し、

恋に落ちてしまう。もつれる人間関係の中、

鶴田は吉田組と伊豆組の両方から命を狙われる……。

 

イカサマ博打師おかる八(伊藤雄之助)や

矢上(高品格)とか個性豊かな悪役専門が

いいデスネ。

 

1963年(昭和38年)制作。監督は鈴木清順。

この年の出来事には

日米間テレビ衛星中継実験でケネディ大統領暗殺の

ニュースが中継されました。

鑑賞日:2013年6月21日
テレビ愛知 10ch
邦題:
君が青春のとき
   (1967年制作)
原題:

監督:斎藤武市

出演:
木所香/ディレクター
 (
吉永小百合)   
・伊部五郎/香の恋人
  (米倉斎加年)
・松下まゆみ/ピン公の姉
  (十朱幸代)
・ピン公/チンピラ

  (山本圭)

映画ファンの皆さん、お早うございます!

 

今日の映画紹介は「君が青春のとき」。

明日(21日)11:35分よりTV東京系で放送されます

 

女性ディレクター木所香(吉永小百合)は、

初めて原宿族と呼ばれる若者たちの

ドキュメンタリー・「君が青春のとき」を企画。

 

そして作家の江波(仲谷昇)に構成を頼み、

香が主役に選んだのはピン公(山本圭)というチンピラだった。

彼には内緒で隠し撮りを続けるのだった。

 

ピン公は香を自分の恋人として姉のまゆみ(十朱幸代)を紹介する。

そこには香の恋人五郎(米倉斉加年)がいた。

五郎とまゆみは同じ会社に勤めていたのだ。

 

「君が青春のとき」は完成したが、

突然放送中止になってしまった。

江波が中止を申し入れたためだった。

香はピン公のことを思うとこれでよかったと思うのだった

 

原宿族とは懐かしいですね。

1967年(昭和42年)の出来事を見ると、

・美濃部亮吉氏が東京都初の革新知事に当選。

・吉田茂氏が89歳で死去、国葬が行われる。

 

この年の流行歌・「小指の想い出・(伊東ゆかり)」は

大好きでした。

 

あなたがかんだ 小指が痛い

きのうの夜の 小指が痛い

そっと唇 おしあてて

あなたのことを しのんでみるの

私をどうぞ ひとりにしてね

きのうの夜の 小指が痛い

 

青春真っ只中でした。

鑑賞日:2013年6月14日
テレビ愛知 10ch
邦題:
伊豆の踊り子
   
原題:

監督:西河克己

出演:
川崎/一高生
 (
高橋英樹)   
・薫/旅芸人の娘
  (吉永小百合)
・/薫の兄
  (大阪志郎)
・/

  (浪花千栄子)

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日の映画紹介は「伊豆の踊り子」。

今日(13日)11:35分よりTV東京系で放送されます。

 

ご存知のように川端康成の短編小説を映画化した作品。

日本人の感性に合う小説とみえて、

今までに6回も映画化されているので、

ヒロイン・薫役を田中絹代、吉永小百合、山口百恵、美空ひばり等が

演じているのを一度は見たと言う人は多いでしょうね。

 

今日の映画のヒロインは吉永小百合。

一高生の川崎(高橋英樹)は、

孤独に悩み、自分の孤児根性に嫌気がさし

その息苦しい憂鬱に堪え切れず、一人伊豆への旅に出る。

 

彼は道中で出会った旅芸人一座の

一人の踊子・薫(吉永小百合)に惹かれ、

彼らと一緒に下田まで旅することになった。

一行を率いているのは踊子の兄で、

大島から来た彼らは家族で旅芸人をしていた。

 

彼は彼らと素性の違いを気にすることなく

生身の人間同士の交流をし、

人の温かさを肌で感じた。

 

そして踊子が彼に寄せる純情な心に

淡い恋心を抱いたのだった。

 

そうですね、昔は私も純情でした。

この作品が何度も映画化されるのも

人生の一時期、多感で初心な青春時代に

自分を重ねるからでしょう。

 

あぁ〜、時代は遠くなりにけり…。

 

先週、紹介した「泥だらけの純情」と

同じ1963年制作。

この時代を少し振り返って見ると、

NHK大河ドラマ「花の生涯」が放映開始

・偽札対策で千円札が聖徳太子から伊藤博文へ。

鑑賞日:2013年6月7日
テレビ愛知 10ch
邦題:
泥だらけの純情
   
原題:

監督:中平康

出演:
次郎/チンピラ
 (
浜田光夫)   
・樺山真美/次郎の恋人
  (吉永小百合)
・花井/次郎の兄貴株
  (小池朝雄)
・和枝/塚田親分の娘

  (和泉雅子)

  映画ファンの皆さん、こんにちは〜!
今日の映画紹介は「泥だらけの純情」。
今日(7日)11:35分よりTV東京系で放送されます。

外交官の令嬢樺山真美(吉永小百合)と
チンピラやくざの次郎(浜田光夫)は不良学生に
からまれていた真美を、助けたのをきっかけに知り合う。

助ける時、乱闘になり相手が自分のナイフで
誤まって刺し死んでしまう。
又、次郎も重傷を負って逃げ帰るが
兄貴分の花井(小池朝雄)は自首をすすめた。

真美は事件を新聞で知り、警察に真相を伝えた。
その結果、自首した次郎はすぐ釈放される。

数日後、真美が次郎のアパートを訪れ、
交際を始めたのだった…。

吉永小百合さん、歳を重ねても美しいですね。
先日、かつて主演した映画「潮騒」の舞台、
神島を49年ぶりに訪れたとのニュースをTVで見ましたが、
やはり清純なイメージそのままでした。
美しい人は永遠に美人なのですね。

1963年(昭和38年)制作。
この年の出来事に、
日本初の高速道路「名神高速道路」が開通。
関電の「黒四ダム」完成。

舟木一夫の高校三年生が大ヒット。

赤い夕陽が 校舎をそめて
ニレの木陰に はずむ声
ああ 高校三年生 ぼくら
離れ離れに なろうとも
 クラス仲間は いつまでも

懐かしなぁ〜、私もこの時は紅顔可憐な美少年?

 

鑑賞日:2013年6月1日
BSジャパン 7ch
邦題:
銀座の恋の物語
   
原題:

監督:蔵原惟繕

出演:
伴次郎/画家
  (
石原裕次郎)   
・秋田久子/伴次郎の恋人
   (浅岡ルリ子)
・宮本修二/作曲家
  (ジェリー藤尾)
・関口典子/久子の友人

 (江利チエミ)

  映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日から6月・水無月です。

水の無い月と書くので子供の頃、いつも不思議に思ってました。

”無”は”の”にあたる連体助詞の”な”の意味で

”水の月”だと知って、なるほどと思ったことでした。

 

今日の映画紹介は「銀座の恋の物語」。

今日(1日)19:00からBSジャパン(7CH)で放送されます。

 

この映画の主題歌はカラオケで良く歌ってました。

 

心の底まで しびれる様な

吐息が切ない 囁きだから

泪が思わず 湧いてきて

泣きたくなるのさ この俺も

東京で一つ

銀座で一つ

若い二人が 始めて逢った

真実(ほんと)の 恋の 物語り

 

伴次郎(石原裕次郎)はジャズ喫茶の

ピアノひきの宮本(ジェリー藤尾)とルームメイトで助け合って暮らしていた。

彼は「銀座屋」の針子秋山久子(浅岡ルリ子)を愛していた。

 

次郎は久子と結婚する為に苦労して描いた久子の肖像画を春山堂に売る。

信州の母のところへ帰る次郎を新宿へ見送りにいった久子は、

車にはねられてしまう。

その後久子は事故現場から行方不明になってしまった。

 

彼は久子を探し回っていたが、ある時デパートに流れる久子の声を聞き、

再開を果たすが久子は記憶喪失症になっていた。

彼女の記憶回復の為二人の記憶がつながる肖像画を探し出すが…。

 

次郎の個展が開かれた会場に流れる主題歌のメロディに

久子の記憶が蘇るシーンは何度見てもいいデスネ。

 

1962年制作。

この年の出来事に、

堀江謙一さんの小型ヨットで単独太平洋横断や

美空ひばりさんと小林旭さんの結婚があります。

そうそう、ケネディ大統領が「沖縄は日本の一部」の

公式声明を発表しています。


鑑賞日:2013年5月31日
テレビ愛知10ch
邦題:
紅の翼
   
原題:Crimson Wings

監督:中平康

出演:
石田康二/
  (
石原裕次郎)   
・長沼弓江/新聞記者
   (中原早苗)
・石田しのぶ/石田の恋人
  (芦川いずみ)
・大橋一夫/殺し屋

 (二谷英明)

 

映画ファンの皆さん、今晩は〜!
今日の映画紹介は「紅の翼」。
31日11:35分よりTV東京系で放送されます。

原作は菊村至の同名小説。

石田康二(石原裕次郎)は遊覧飛行機の副操縦士。
八丈島の飛行場事務所からの依頼で
島の子供の破傷風治療の為血清をセスナ機で運ぶことになる。

そのセスナ機には二人の乗客が乗り込む。
母の墓参りに島に帰るという大橋(二谷英明)と
日東タイムスの記者・長沼弓江(中原早苗)だ。

大橋と言う男は実は岩見社長を射殺して逃亡している犯人だった。
機体の不調で新島へ不時着したセスナ機。

石田は拳銃を所持している大橋にどう対処するのか……。

石原裕次郎はどの映画でも格好いいですね。
昔の映画ですけどファンとしては何度見ても楽しめます。

この映画が制作されたのは昭和33年。
この年の出来事を見ると、”フラフープが大流行”とか
”世界一の高さを誇る東京タワーが完成”があります。

ジョンウェイン主演の同名の映画もありますよ。


鑑賞日:2013年5月24日
テレビ愛知10ch
邦題:
錆びたナイフ
   
原題:

監督:枡田利雄

出演:
橘/
  (
石原裕次郎)   
・寺田/橘の弟分
   (小林旭)
・啓子/
  (北原三枝)
・島原/

 (宍戸錠)

 映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日の映画紹介は「錆びたナイフ」。
明日(24日)11:35分よりTV東京系で放送されます。

裕次郎が歌う主題歌は映画を見ないと
何だこの歌はと思いますね。 

砂山の砂を 
指で掘ってたら 真赤に錆びた
ジャックナイフが 出てきたよ
どこのどいつが 埋めたか
胸にジンとくる 小島の秋だ

何で”胸にジンとくる”のだとツッコミたくなります。
…と言いながら見て下さい。

新興工業都市で暴力団と警察は激しくぶつかり合っていた。
運輸会社の社長勝又(杉浦直樹)は検察庁の追求にも、
報復を恐れる被害者たちは口をつぐみ、
勝又は逮捕されることは無かった。

そんな中、
5年前の市会議長自殺は他殺であるとの投書があった。
投書した島原(宍戸錠)は
目撃者は自分の他に2人いると言う。
そのひとり橘(石原裕次郎)はバー・キャマラードの支配人だが、
かつて恋人の為に殺人を犯した前科者だった。

アナウンサーの啓子(北原三枝)は
このバーに遊びにきて、橘に惹かれる。
彼の証言が欲しい検察と、
彼等が邪魔な勝又は橘を確保しょうとするが…。

黒幕は誰か、錆びたナイフはどこで登場?するのか。
裕次郎の格好いいアクションと相まって楽しめますよ。
小林旭が裕次郎の弟分、寺田役で出ています。
彼が当時20歳の時ですから、若いですね。
昭和32年制作ですから、当然か。

この年の出来事に
”トヨタの乗用車2台が輸出用見本としてアメリカに初上陸”。
誰が今のトヨタを想像したでしょうか。

鑑賞日:2013年5月17日
テレビ愛知10ch
邦題:
俺はまってるぜ
   
原題:

監督:蔵原惟繕

出演:
島木譲次/
  (
石原裕次郎)   
・柴田/兄
   (二谷英明)
・早枝子/
  (北原三枝)
・柴田/弟

 (波多野憲)

 映画ファンの皆さん、今晩は〜!

突然の夏の到来に身体がついていけません。

皆さん、熱中症に気をつけましょう。

 

今日の映画紹介は「俺は待ってるぜ」。

17日(金)11:35分よりTV東京系で放送されます。

石原裕次郎主演のアクション映画ですね。

シネマコンプレックスが主流の現在では

考えられないことですが、劇場主体の時代では

裕次郎シリーズを二日連続のオールナイトで

合計8本見ました。今は懐かしい思い出です。

 

元ボクサーの島木穣次(石原裕次郎)は喧嘩で

人を殺してしまったためボクシングをやめてしまい、

今は「リーフ」という小さなレストランのマスターをしている。

彼は港で早枝子(北原三枝)という歌手と出会う。

 

彼女は波止場の顔役である柴田(二谷英明)の

弟に言い寄られ、さ迷っていた彼女を助ける。

穣次はブラジルへ行った兄からの連絡を待っていたが、

いつまで経っても音沙汰がない。

実は穣次の兄はブラジルへは行っておらず、

一年前に波止場で何者かに殺されていたのだった。

 

裕次郎はこの映画の主題曲・『俺は待ってるぜ』

と半年後の『錆びたナイフ』の大ヒットで、

歌手としても認められていきます。

 

カラオケでもまだ歌っている人もいるでしょう。

 霧が流れて むせぶよな波止場

 思い出させてヨー また泣ける

 海を渡って それきり逢えぬ

 昔馴染の こころと心

 帰りくる日を たたそれだけを

 俺は待ってるぜ

 

この映画が制作されたのは昭和32年。

この年に日本で初めて”原子の火”がともり

原子力時代の夜明けと言われた。

これだけの実績があるのに、

安全神話は、やはり神話ですかね。

鑑賞日:2013年5月10日
テレビ愛知10ch
邦題:
狂った果実
   
原題:

監督:中平康

出演:
滝島夏久/
  (
石原裕次郎)   
・滝島春次/夏久の弟
   (津川雅彦)
・天草恵梨/
  (北原三枝)
・父親/

 (芦田伸介)

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!
今日の映画紹介は「狂った果実」。
10日(金)11:35よりTV東京系で放送されます。

石原慎太郎の同名小説を、石原裕次郎主演で描いた青春映画。
1956年制作ですから私はまだ少年時代でしたが
フランスのヌーヴェル・ヴァーグにも影響を与えたと
言われるだけあって、いつ見ても新鮮に感じます。
「太陽の季節」の姉妹編で”太陽族”と呼ばれる若者が
慎太郎カットにアロハシャツ(懐かしい言葉ですね)で
湘南の海岸を闊歩していた時代です。

夏の湘南で無軌道な青春を生きる滝島夏久(石原裕次郎)は
まだ純真な弟・春次(津川雅彦)の
初恋の女性・恵梨(北原三枝)を奪う。
やがて心の中にあった兄弟への愛情の均衡も破れ、
恵梨は夏久の強靭な肉体に強く惹かれていった。
恵梨と夏久の全ての出来事を知った春次は、
憑かれたようにモーターボートでヨットの二人を追った……。

石原裕次郎のデビュー作品で、裕次郎がスターになった作品。
後に結婚に至る北原三枝との初共演もこの作品でした。

古い作品を見るとストーリもさることながら
当時の時代背景や町並みが見られるのがいいデスネ。
知らない間に人物より背景を見ています。
原作者も特別出演しています。