トラフィク 2001/5/27

映画ファンの皆さん、今日は!

最近は面白い映画が続々と放映されています。

その中から「トラフィック」を紹介しましょう。

アカデミー賞を4部門で獲得していますから鑑賞された人も多いでしょう。

Traffic」の意味は、交通、輸送、取引等の意味があります。

文字通り、アメリカとメキシコを結ぶ巨大な麻薬コネクションの“トラフィック”です。

マイケル・ダグラス演じる麻薬対策本部長は麻薬撲滅運動に政府の総力を

挙げて挑戦するが、自分の娘が麻薬に溺れているの知る由もなかった。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズとの夫婦初競演、メキシコ警察のハビエール

(ベニチオ・デル・トロ)の泥臭い演技等2時間28分があっという間でした。

メキシコ側でのストーリーはセピア色の画面で、アメリカ側のストーリーは

カラーと別々のストーリーが同時進行で展開していく画面はドキュメンタリーな

タッチで迫力十分。

ダグラスがB級映画の「ジュエルに気をつけろ!」で、殺し屋の役で

出演しているのを見ていたのでそのギャップにおゃおゃと思いましたが

演技の幅が広いのではと善意に解釈しました。

今から上映される映画で見たいのは、

「パール・ハーバー」、「猿の惑星」、ゲームマニアには見逃せない「トゥームレイダー」に

健さんの「ホタル」と映画好きの私には時間がいくらあっても足りません。

デンジュラスビューティー 2001/6/16

ハムナプトラ2        2001/6/17

 映画ファンの皆さん、おはようございます!

  梅雨も最盛期、雨、雨、雨でカビが生えそうな毎日です。

 こんな時こそ、アクション映画で気を晴らしましょう。

 一本目は「デンジャラスビューティー」 サンドラ・ブロックがミスコンに

           潜入捜査するアクション・コメディ。

ブスで化粧っけなしのFBI捜査官、グレイシー・ハートは、爆弾魔が爆破を予

告したミス・アメリカ・コンテストに、参加者として潜入することになった。

しかし美への道は厳しく、参加者にふさわしい容姿、

ふるまいを身につける特訓がつづく。

そして同僚も驚く、美しく変身したグレイシーが誕生した‥‥。

この映画の原題は「Miss Congeniality」です。

“感じのいい”、“好ましい”、“気の合った”という形容詞の名詞です。

“好感度の高い人”の意味ですが、今の時期ですと小泉首相、田中外相

あたりがそうでしょうね。

数日で美人になりたい人はぜひ見て下さい。

サンドラ・ブロックのナイスバディが目に眩しかった。

 

二本目は「ハムナプトラ2(黄金のピラミッド)」です。

98年に公開され大ヒットしたアクション・アドベンチャーに待望の続編。

映画館を出る時は気分爽快です。

 

1933年、リックとエブリンがハムナプトラから生還して8 年。

2人は8歳になる息子アレックスと共に幸せな生活を送っていた。

再びエジプトへ足を運び、新たな秘宝を探していたリックたちは、

伝説の巨人スコーピオン・キングが残したというブレスレットを発見する。

しかしリックたちがロンドンへ帰国した後、

そのブレスレットを腕にはめたアレックスが何者かに誘拐されてしまう。

同じ頃、街では大英博物館の部屋の奥で、

あのイムホテップが再び甦ろうとしていた……。

 

「インディ・ジョーンズ」シリーズを連想するが、最新のCGを最大限に

駆使して、砂漠、ミイラ、巨大サソリ、気球が次から次へと登場する画面に

わくわく、どきどきです。

憂鬱な雨もどこかに行ってしまいます。

夢とロマンと冒険を求めて映画に行こう!

マレーナ 2001/6/23

ザ・コンテンダー 2001/6/24

映画ファンの皆様、おはようございます!

入道雲が待ち遠しい今日このごろです。

 今日のお勧めの映画は「マレーナ」です。

「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」の

ジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品です。

男性でしたら、少年時代に必ず?経験したことがある、甘酸っぱくて

ほろ苦い物語です。

マレーナ役のモニカ・ベルッチは美しいの一言に尽きます。

エンニオ・モリコーネの音楽が美しいシチリア島の

景色とゴージャスなモニカ、そしてある時は残酷な映像と

うまく溶け合って印象的でした。

皆さん、今でも心の中に「忘れられないひと」を大事にしていますか?

少年時代のノスタルジアに浸りたい人はぜひ、どうぞ。

 

 もう一本は政治物の「ザ・コンテンダー」です。

 映画のチラシには“女が副大統領になる、それが罪ですか?”と

 ありましたが、

 ジョーン・アレン演じるハンソン上院議員がアメリカ

 初の女性副大統領に数々の妨害工作を乗り越えてなれるのか?

アクション物とは違った政治の裏側の話ですが、虚々実々の駆引き

政治家の資質や理念、マスコミ、有権者の責任など考えさせられ

映画でした。

 

今の日本の政治も面白いですが、私が日本の政治家の資質は今一つ

レベルが低いと思うのは映画の見過ぎかも知れません。

A.I     2001/7/15

映画ファンの皆さん、おはようございます!

梅雨も明け、いよいよ本格的に暑くなってきました。

暑い時はやはり涼しい映画館で映画を楽しんで下さい。

今日紹介する映画は「AI」です。Artificial Intelligence

つまり人工知能のロボットの物語です。

これが普通のロボットではなく、11才の愛をインプットされた

人間同様のA.I(ディヴィッド)ロボットです。

彼は不治の病に犯された子供の代わりに、ある夫婦に引き取られるが、

実の子供が回復して戻ってくると捨てられてしまう。

だがディヴィッドは本当の人間になって母に愛されたいと、

人間になるための冒険の旅に出る。

そう、このストーリーはあのピノキオの物語の未来版です。

“愛”とは何だろうと考えさせられる悲しい愛の物語です。

子供向けかなと思ったら、セックスロイドのジョー(ジュード・ロウ)

が出てくるので、ちょっと違和感がありますが、子供さんと一緒でも

大丈夫でしょう。

最後の場面が印象的でした、人類の運命を示唆しているようなシーンでした、

これは見てのお楽しみ。

 

SF好きな映画ファンはぜひ見て欲しい映画です。

夏休みにはいい映画が目白押しです。

「パール・ハーバー」、「ドリヴン」、「猿の惑星」、

「ジュラシック・パーク」等等。

又、中国映画の「山の郵便配達」に続いて「こころの湯」が

上映されます。この映画も人情味一杯で、

涙がぽろぽろとこぼれそうです。