1962(昭和37)年、岡山県生れ。早稲田大学第一文学部卒。
1988年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。
1991(平成3)年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。
主な著書に『やさしい訴え』『ホテル・アイリス』『沈黙博物館』
『アンネ・フランクの記憶』『薬指の標本』『夜明けの縁をさ迷う人々』
『猫を抱いて象と泳ぐ』等。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、
本屋大賞を受賞。『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、
2006年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞。
翻訳された作品も多く、海外での評価も高い。
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