登場人物

人間関係

説明

登場頁

弥平(やへい)

身体が弱く、寝付くことが多かった

14

久利(くり)

目のきれいな女で一重の上瞼が

律蔵(りつぞう)

高田家当主

人の境遇を自分のことのように同情する

和田屋喜十郎

久利の妹の主人

都志の浦新在家で日曜雑貨を販売

おらく

久利の妹

物の事理にもあかるく、気が勝っている

漁師弥右衛門

喜十郎の親戚

嘉兵衛を可愛がる

駒吉

十蔵松の宿の若衆

嘉兵衛と敵対する

長蔵

本村家の筆頭若衆

他人の痛みがわかる質

佐平

瓦船の船頭

最初は彼にいろいろ教えるがホマチを稼ぐということで船から嘉兵衛を降ろす

網屋幾右衛門

新在家の網元

おふさの父親

おふさ

網屋幾右衛門の娘

17才の時、彼を意識し始める

幸蔵

新在家の若衆頭

嘉兵衛に理解を示す

堺屋喜兵衛

兵庫の廻船問屋

仇名が「サトニラ」喜十郎の弟

貞代

喜兵衛の妻

伯耆の国出身 

嘉蔵

嘉兵衛の弟2才下

彼より3年前に堺屋で船乗りに

伝兵衛

兵庫船大工の棟梁

宝喜丸を作る、おふさの面倒をみる

和泉屋伊兵衛

西宮樽廻船

嘉兵衛が積荷の監視人と思い、いい感情は持ってない

重衛門

宝喜丸の船長

船と航海が好きで、航海の名人

第二巻

兵庫の町方の王

飲食等無料提供し情報収集し、
船荷の売買をする

P15

御影屋松右衛門

後に工楽松右衛門

北前船の廻船問屋

 

帆布の発明で財をなし松前貿易で新巻鮭を発明

 

P24P62

 

熊野の平蔵

長崎航路の親司

善兵衛

三番目の弟

家に残りわずかな田畑を見ている、兵庫店担当

金兵衛

四番目の弟

6才下、19才ながら若衆、後に箱館の責任者

P109

嘉四郎

五番目の弟

嘉十郎

六番目の弟

文治

船大工の弟子18才

新宮生まれ桧の筏に乗船、久宝丸の船頭となる

P149

浜屋清右衛門

那珂湊の廻船問屋

薬師丸を預かり、修理に便宜をはかる。

P208

若狭屋千衛門

若狭屋の廻船問屋

秋田杉の取扱い問屋

P318

与茂平

船大工の棟梁

秋田土崎の元武士、辰悦丸を作る。

P322

庄屋の甚左衛門

都志の庄屋

嘉蔵の嫁となる"おじう”の父親

P392

第三巻

彦助

サトニラさん長男

嘉兵衛より10才年上、ほうき八橋店の担当

P29

又蔵

彦助の弟

下関店担当

P30

文五郎

又蔵の弟

堺屋の兵庫店担当から高田屋の新規店開拓担当

P30

金蔵

文五郎の弟

昌徳丸の船頭

P32

芳蔵

寛政丸の船長

初めは嘉兵衛の反抗し、後に従う

P46

蕨屋清兵衛

松前の廻船問屋

煎り栗のような黒い顔と

P113、261

白鳥屋勝右衛門

箱館の廻船問屋

脇本陣をつとめ、白鳥の姓をもつ

P142

高橋三平

三河の御普請役

箱館の白鳥屋にて知合う。

P158

舟形五平

高橋三平の家来

天文、測量、航海に造詣が深い

P182

橋屋五郎右衛門

伝法村の船大工

”久宝丸””昌徳丸”を建造

P220

佐野屋利助

靱(うつぼ)の問屋

嘉兵衛は生涯佐野屋とのつながりを持った

P236

最上徳内

勘定役普請役

松前から箱館まで船に乗せる

P291

三橋右衛門

勘定吟味役

高橋の上司、嘉兵衛の船で箱館よりアツケシへ

P324

第四巻

近藤重蔵

勘定役より蝦夷地へ

エトロフ島へ「大日本恵登呂府」の
標柱を立てる

P48

第五巻

アダム・ラックスマン   

1792年(寛政4年

大黒屋光太夫と水主磯吉をエカテリナー女帝の命によりネモロへ

 

P17

間宮林蔵(27才)

嘉兵衛の柔遠丸の乗客として

P28

ピョトール大帝

ロマノフ朝第四世

ロシアは彼によって飛躍した。

P56

エカテリーナ二世

ロシアの基礎を築く

生粋のドイツ女でロシアの皇太子妃として嫁ぎ

P58

伝兵衛

元禄年質屋の
若旦那

漂流し大帝に日本人として初めて謁見

P76

大黒屋光太夫

漂流しロシアへ

寛政4年、ラクスマンに伴われて日本に帰国

P91

キリル・
ラクスマン

ペテルプルグ科学会員

イルクーツクの国立日本語学校を創立

P108

薩摩人ゴンザ

 

11才漂流しロシアへ(1728年)

首都ペテルブルグの日本語学校で教える

.日露辞典(1736年)日本語会話入門を著作

P113

 

グレゴリ・
シリコフ

毛皮業者

日本との貿易を望む

P129

レザノフ

遣日使節

シェリコフの娘婿で露米会社の代理人

P144,188

フォン・クルーゼンシュテルン

ドイツ系ロシア人

大航海家

二隻の船で世界一周航海へ、日本には漂流民4人を連れて文化元年長崎へ入港

P149

1804年

フヴォストフ

ロシア海軍大尉

ユノナ号にてサハリンのアニワ湾の日本人攻撃

P285

ダヴィドフ

ロシア海軍少尉

(レザノフに雇われる。1806年(文化3年)

P307

ゴローニン

世界航海家

1811年逮捕、1813年釈放「日本幽囚記」を書く

P326

リコルド

ロシア海軍少佐

ゴローニン救出のため、漂流民6名とクナシリへ

P386