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鑑賞日:2020年12月7日
NHKBSプレミアム(1993年制作)
邦題:
許されざる者
   
原題:Unforgiven

監督:クリント・イーストウッド

出演:
マニー/元強盗
 (クリント・イーストウッド   
フィッツジェラルド/娼婦
 (アンナ・トムソン
ダゲット/保安官
 (ジーン・ハックマン
ボブ/殺し屋

 リチャード・ハリス

 

 映画ファンの皆さん、おはようございます!

第三波のコロナウイルス攻撃で、
名古屋でも市内の病院に入院している患者が
182人になり、病床が満杯になったとの報道。

いよいよ、危なくなりました。
頼みのワクチンは来年の6月頃とか、それまでは
”Stay Home"で耐えるしかないですね。

ゆめゆめ、「Go To ○○」に
踊らされないようにお気を付け下さい。

今日の映画紹介は「許されざる者/Unforgiven」。
BSプレミアム2020年12月7日(月)13:00〜放送。

一度は捨てた銃を再び手にする時、
伝説の男の壮絶な戦いが始まる!
第65回アカデミー賞で、
最優秀作品賞、監督賞、助演男優賞、編集賞受賞作品。

1993年(平成5年)公開で
監督・主演はクリント・イーストウッド。

『許されざる者』と言えば、私はバート・ランカスターと
オードリー・ヘプバーンの西部劇を思い浮かべます。

又、舞台を日本に置き換えたリメイク映画が
渡辺謙主演で2013年9月に公開されましたから
見られた人も多いでしょうね。

"若く美しい娘、クローディアは…
 母の意に背き、ウィリアム・マニーと結婚した。
 マニーは人殺しで…
 酒浸りの残忍な札付きの悪党であった。
 だが母の心配とは逆に美しい妻は…
 天然痘で病没した。1878年のことだった"

のプロローグで始まるイントロは印象的です。

舞台は1880年のワイオミング州。
列車強盗や殺人で悪名高い
マニー(クリント・イーストウッド)は、
今では銃を捨て2人の子供と農場で暮らしていた。

3年前に妻にも先立たれ、牧場経営もうまくいかず、
苦しい生活をおくっていた。

一方、町の酒場で、娼婦と客の間にトラブルが起こった。
客でカウボーイのクイック・マイクが、娼婦の
ディライラ・フィッツジェラルド(アンナ・トムソン)の
態度が気に入らないと、彼女の顔をナイフで切り刻んだ。

マイクとデービー・ボーイは、酒場の主人スキニーに
取り押さえられ、保安官の
ダゲット(ジーン・ハックマン)に突き出される。

リトル・ビルは、カウボーイ二人が七頭の馬を
スキニーに引き渡すことで、話を付ける。

娼婦たちは納得せず、娼婦たちの有り金をかき集めて、
1000ドルの賞金を二人のカウボーイの首にかける。

そんな中、マニーのもとに、
キッド(ジェームス・ウールヴェット)と
いう若いガンマンが訪ねてくる。

その目的は2人のカウボーイを倒して、
賞金稼ぎをしないかという誘いだった。
金が欲しいマニーは11年ぶりに銃を手にする。

マニーはかつての相棒でスペンサー・ライフルを使う
射撃の名手のローガン(モーガン・フリーマン)を誘い、
3人は一緒に町へ向かう。

町では保安官の
ダゲット(ジーン・ハックマン)が町を牛耳っていた。

賞金目当てに来た、殺し屋のボブ(リチャード・ハリス)と
同行していた小説家ボーチャンプ(サウル・ルビネック)を
町から追放するダゲッド。

マニーら一行が町に到着すると、
ひとり酒場にいたマニーをダゲットは重症を負わせる。
マニーを看護したのは娼婦のフィッツジェラルドだった。

ネッドはダゲットの鞭打ちで、白状せよと迫られ殺されて
酒場の前でさらし者にされる。

それを聞いたマニーはダゲットのもとに向かい、
独り乗り込み5人を殺す。

”ネッドの遺体を埋葬しろ。女たちをもっと人間らしく扱え、
さもないと、舞い戻ってきて、
貴様たちを殺して町を焼き払うぞ!”と、告げて
去っていくのだった。

さて、「許されざる者」とは、マニーか、ダゲットか?
で、どうして「許されざる者」なのか、考えて下さいね。

『荒野の用心棒』などマカロニ・ウエスタンで売り出した
イーストウッドは、本場アメリカでの西部劇制作のため、
脚本は10年前に買っていたが、自身が主人公のマニーと
同じ年齢になるのを待って制作したとのこと。

 
 

ウエスタン/Once Upon a Time in the West

映画ファンの皆様、おはようございます!

 

今日の映画紹介は

『ウエスタン/C'era una volta il West/

 Once Upon a Time in the West』。

BSプレミアムで20206月19日(金)13:00〜放送。

1968年(昭和43年)のイタリア・アメリカ合作映画。

 

西部に初めて鉄道が敷かれようとしていた頃……。

アイルランドから移住して来たマクベイン(F・ウルフ)は、

この荒野に大きな夢を抱いていた。

そして、彼は砂漠を買い、ニュー・オリンズにいる

婚約者ジル(クラウディア・カルディナーレ)を呼ぶ。

 

その彼の地権を狙う二人の悪党がいた。



鉄道局の役人モートン(G・フェルゼッティ)と、

ガンマンのフランク(ヘンリー・フォンダ)である。

 

そこへ、フランクを捜して

一人のよそ者(チャールズ・ブロンソン)がやって来た。

もの凄いガンさばきとハーモニカのうまいので、

彼は“ハーミニカ”と呼ばれた。

 

彼と同じ馬車にはマクベインに呼ばれたジルも乗っていた。

 

しかし、その時すでに、マクベインは

フランク一味に殺されていた。

 

この事件は、ハーフのシャイアン(J・ロバーズ)の

しわざということになったが、居酒屋で“ハーモニカ”に

出会ったシャイアンは、犯行を否定する。

 

一方、法的な利権がジルに与えられると知ると、

フランクは彼女を狙いはじめた。身の危険を感じたジルは、

保安官(K・ウィン)の助力を得て遺産をせりに出した。

 

フランクは裏工作をしたが、“ハーモニカ”とシャイアンは

権利を買いとり、再びジルに与える。

 

本作はレオーネの後期作品の

「ワンス・アポン・ア・タイム三部作」の第一作目。

 

エンニオ・モリコーネが作曲した楽曲で

イメージを膨らませたレオーネが、そのイメージの通りに

映画を撮影するという方法はユニークですね。

 

今まで、正義の味方、ヘンリー・フォンダが

悪役を演じるのも異色です。

 

映画で悪役を演じることに、難色を示した、

ヘンリー・フォンダをレオーネ本人が説得したというが、

彼の悪役振りはどうでしょうかね。


 

襲われた幌馬車/The Last Wagon

映画ファンの皆さん、おはようございます!

「将棋の藤井聡太七段が
第91期棋聖戦挑戦者決定戦で永瀬拓矢二冠に勝ち、
最年少タイトル挑戦を決めた。」とのニュース。

コロナ騒動で最年少の記録を破ることが出来るかどうか
心配でしたが、屋敷九段が持つ記録を4日残すところで
更新、良かったです。
次はタイトル獲得の最年少の記録も狙って欲しい。

今日の映画紹介は
『襲われた幌馬車/The Last Wagon』。
BSプレミアムで2020年6月5日(金)13:00〜放送。

アパッチの脅威から最後まで幌馬車を
譲った男を
描いた異色西部劇。

舞台は1875年、北アリゾナ。
早く父母に死に別れ、
コマンチ・インディアンに育てられた

コマンチ・トッド
(リチャード・ウィドマーク)は

妻子を殺したハーパー兄弟と闘い3人までを
射殺したが、

残る1人、シェリフのブルに捕えられた。


トッドを連れてブル(ジョージ・マシューズ)は

ノーマンド大佐(ステファニー・グリフィン)の指揮する
移民を乗せた幌馬車隊に加わる。

馬車の車輪に縛られ食物も与えられないトッドに、
移民のジェニイ(フェリシア・ファー)とビリイの姉妹は同情。

大佐にはヴァリンダとジョリイ(スーザン・コーナー)の
2人の娘がいてジョリイはインディアンの混血だった。

ヴァリンダ姉妹、ジェニイ姉弟それにクリント、リッジと
2人の若者達が泳ぎに行ってる間に
インディアンに襲われたキャンプは全滅。
車輪に縛られたまま崖から落とされたトッドだけが奇跡的に助かる。

ヴァリンダとリッジは彼を囚人扱いにしたが、
ジェリイ達はトッドに味方し、彼の指導で危地を脱出しようと考えた。

途中、リッジが蛇を射殺して弾丸を使い果し、
その銃声がインディアンを誘き寄せてしまう。

現われたインディアン2人をトッドは片づけたが、
行手に300以上のアパッチがいると知るが…。

主演のリチャード・ウィドマークは、
灰色の目としゃがれた声、冷やかな笑顔が買われて、
戦争映画、西部劇と準主役として活躍していました。

特に、『ゴーストタウンの決斗』、『ワーロック』、
『アラモ』、『シャイアン』といった名作にも多数出演していて、
バイプレーヤーとしては貴重な存在でした。

特に印象に残っているのが「オリエント急行殺人事件」での
ラチェット・ロバーツ役です。

監督・脚本はデルマー・デイビス。
製作年は1956年(昭和31年)。
 

 アパッチ/APACHE


映画ファンの皆様、おはようございます!

「ブラジルの歌手でギタリストの
ジョアン・ジルベルトさんが死去
(享年88歳)」

の、ニュース。

彼の名前で思いだすのは、サンバとジャズを融合させて

「ボサノバの神様」と呼ばれていたこと。

で、代表曲の「イパネマの娘」は皆さん、ご存知ですね。
https://youtu.be/DSJ5xZci9mI




今日の映画紹介は「アパッチ/APACHE」

BSプレミアムで2019年7月9日(火)13:00〜放送。

制作と主演を兼ねるバート・ランカスターに
雇われて撮ったアルドリッチ監督初の大作映画。
それまで悪役で登場していた先住民族を
主役にした異色の西部劇。

19世紀末、合衆国に全面降伏したアパッチ族。
アパッチ族は酋長ジェロニモ以下が
合衆国に降伏して捕らえられたが、その中で闘士の
マサイ(バート・ランカスター)は列車護送中に脱走し、
故郷の西部アパッチへ帰りつく。

しかし、彼のいない間に故郷はすっかり変貌し、
マサイの恋人ナリンリ(ジーン・ピータース)の
父サントス(ポール・ギルフォイル)が、
名前だけの酋長にまつりあげられていた。

マサイはアパッチ族が自立するには青年たちの意欲を
農業に向かわせなければならないと主張するが、
マサイに心を許すナリンリにサントスは良く思わず、
サントスは騎兵隊に味方をする
ホンドー(チャールズ・ブチンスキー)と
結婚させるためにマサイを騎兵隊に密告したため、
再び捕らえられる。

だが、マサイはまたもや護送中に脱走。
ただ1人山中に隠れて、
合衆国と裏切者に対する復讐に燃え立つのだった…。

マサイが一人で勝てる見込みがないのに、
騎兵隊に向かっていく姿は”蟷螂の斧”の言葉通りだが、
男には、絶対に譲れない矜持がありますからね。

ところが、最後の結末にはあ然とさせられました。

ホンドー役のチャールズ・ブチンスキー。
どこかで見た顔だなぁと思ったら、
チャールズ・ブロンソンでした。
彼が一番、アパッチ族らしく見えました。

彼の顔を見る度に「う〜ん、マンダム」の
セリフを思い出します。と、同時にこの歌をどうぞ。
https://youtu.be/EG9G60QSxJY

私はバート・ランカスターの西部劇では
本作の後にアルドリッチ監督との
コンビで製作された『ベラクルス』が好きですね。

1954年(昭和27年)製作。
 

 夕陽の群盗/Bad Company

映画ファンの皆様、おはようございます!

「川崎市登戸で19人刺され2人死亡。
 犯人は自殺」のニュース。

後ろから襲い掛かり、子供を刺すなんて言葉も有りません。

彼は何故、無差別殺人を犯したのか?
人間とは不可解な動物ですね。

今日の映画紹介は
『夕陽の群盗/BAD COMPANY』。

BSプレミアムで
2019年5月29日(水)13:00〜放送。



厳しい荒野を生き抜こうとする少年たちの友情と成長を、

これが初監督作となったロバート・ベントン監督。

あの『クレイマー、クレイマー』の監督ですが、
少年を主役としたこの西部劇の監督だったとは
本作を観るまでは知りませんでした。

キャッチフレーズは
”夕陽よりも赤い血がたぎる荒野に
   命のかぎりを賭けた、鮮烈のアクション!”。

1865年、オハイオ州グリーンビルでは
長期化する南北戦争のため、兵士たちを補充するために、
軍隊は若者を手当たり次第にかき集めていた。

ドリュー・ディクソン(バリー・ブラウン)は
徴兵を逃れてミズリー州へ逃げる。

彼は西部へ向かう幌馬車隊に同行することを
願うが断られたうえ、
子悪党のジェイク(ジェフ・ブリッジス)に襲われ、
両親から渡された100ドルを奪われてしまう。


そんな中、立ち寄った牧師の家で、
ドリューは盗みに入ってきたジェイクを
再び見つけ
取っ組みあいとなった。
だが、格闘の末、逆に2人は意気投合し、
ドリューはジェイクの悪童仲間入りをする。

この少年強盗団は知恵と拳銃を使って、
あてのない旅をカンサスへと向かうが…。

ロバート・ベントン監督は
「俺たちに明日はない 」の
脚本を書いているので

何処かつながるところがありますね。


ジェフ・ブリッジスが若いですね、
でも若い時から、あの苦虫を噛み潰したよう顔?

青春物語、相棒物語でロードムービーでもある
本作の若者達は旅の果てに何を得るのでしょうか?
 

 シェーン/Shane

映画ファンの皆さん、おはようございます!

ロシアW杯(6月14日開幕)が迫る中、
サッカー日本代表の監督、
バヒド・ハリルホジッチ氏が
解任されるニュース。

 
W杯本大会の開幕まで2カ月となったところでこの騒動。
見通しは暗いですね。。

今日の映画紹介は
『シェーン/Shane』、
【デジタルリマスター版】。

BSプレミアムで2018年4月9日(月)13:00〜放送。

ご存知、西部劇の名作。
雄大な自然が広がるワイオミングを舞台に、
悪徳牧場主と対決する流れ者のガンマン、シェーンと、
彼を慕う少年ジョーイと、その家族との交流を描く。

映像と音声を修復したデジタルリマスター版での
放送は嬉しいですね。

キャッチコピーは、
”西部劇史を飾る最高の金字塔!!”。

舞台はワイオミング州の西部、
グランド・ティートン山脈を望む大草原。
ここ、ジョンソン郡の開拓地では、
牧畜業者と農民との間でいがみ合いが続いていた。

この土地では悪徳牧畜業者の
ライカー(エミール・メイヤー)兄弟に
農民たちは苦しめられていた。

そんな中、この土地にやってきた流れ者の
シェーン(アラン・ラッド)は、 
ジョー・スターレット(ヴァン・ヘフリン)の家に立ち寄り、
やがて息子のジョーイ(ブランドン・デ・ワイルド)と
仲良くなり、この家で働くことに。

ジョーの妻マリアン(ジーン・アーサー)は
彼に惹かれながら、ジョーイには、
”ジョーイ、シェーンをあまり好きになっちゃ。
いつかはいなくなってしまうから”と言う。

やがてライカーらの暴力はエスカレートし、
ライカーは殺し屋の
ウィルソン(ジャック・パランス)を雇う。
力づくで農民たちを追い出す魂胆であった。
                                                                                               
永遠の名曲「遥かなる山の呼び声」が全編に流れる中、
心優しき西部の男が、怒りに燃えて敵に立ち向かう。
これぞ、西部劇の醍醐味。

西部劇の原形である、
「正義と悪、男の友情、健気な女や子供達、
そして決闘」と、西部劇のエッセンスで、
きっちりと構成し、それにプラスした人間の温かさと、
その家族を隠し味にして仕立てあげたところが
名作と言われるゆえんでしょう。

特に、ラストシーンは忘れられないですね。
”俺は大丈夫だ、ジョーイ。
ママやパパのところへ帰って、
強く正しい人に成長するんだ。
それからな、ジョーイ。
両親を大切にするんだよ”と去って行く。

♪遥かなる山の呼び声♪のテーマ曲が流れる中、
美しい山並みに向かって去って行くシェーンに
向かって叫ぶジョーイ。

”Shane! Come Back!"

製作年は1953年(昭和28年)。
製作・監督はジョージ・スティーブンス。

*トリビア
主役のアラン・ラッドは監督に完璧な銃の腕前を要求され、
彼は早撃ちを練習して、銃を抜いて撃つまでの時間は、
わずか0.6秒。これは映画史上の記録と言われている。
 

 ワイルド・アパッチ/ULZANA'S RAID

映画ファンの皆さん、おはようございます!

フィギュアスケート女子の浅田真央さんが
現役引退を表明したとのニュース。

アクセルで輝いた「真央ちゃん」ですが、
いつかは現役引退は訪れる。

競技は結果が全てですからね、
いままで笑顔をありがとう、
そして、お疲れ様でした。

人生の次のステップで頑張って下さい。


今日の映画紹介は
「ワイルド・アパッチ/ULZANA'S RAID」。
BSプレミアムで2017年4月11日(火)13:00〜放送。

R・アルドリッチ監督が、
実際に起きた事件をもとに西部開拓史の裏面を
リアルなタッチで描く名作西部劇。

キャッチコピーは、
”巨人ジェロニモ倒れる!
最後の勇者ウルザム!
赤い怒りでアリゾナの谷を引裂く!
敵の心臓をえぐり取れ!
鮮血がアパッチを不死身にする!”。
 
アメリカ西部開拓の時代も終わろうとしていた
1810年代なかばのアリゾナ準州、
サン・カルロス・インディアン居留地。

アパッチのウルザナ(ホアキン・マルティネス)らが脱走。
ここ、ロウェル砦に、逃げたアパッチが、
ウルザナに率いられて南へ向かったという報せが入る。

騎兵隊の若き少尉の
デ・ビュイン(ブルース・デイヴィソン)は、
アパッチ族に詳しい斥候の
マッキントッシュ(バート・ランカスター)を補佐に、
その討伐へ向かうことに。

デ・ビュインは部下の軍曹(リチャード・ジャッケル)ら
討伐隊を従え、マッキントッシュと
先住民のスカウト、ケ・ニ・タイ(ホルヘ・リューク)を
通訳にして、共に砦を出発する。

マッキントッシュの予想どおり、
ウルザナは先々で殺りくを繰り返していくが…。

アパッチの残虐な行為と、
その暴力に対する人間の恐怖は、画面から伝わって来ますね。

ランカスターは制作当時は59歳。
アクションは控えめで、精神的なアクション?で
映画を引っ張っていますね。

1972年(昭和47年)制作。
 

 帰らざる河/RIVER OF NO RETURN

映画ファンの皆さん、おはようございます!

高速増殖原型炉「もんじゅ」について
文部科学省で再運転せず廃炉にするとの
ニュース。
1兆円をつぎ込んで、
廃炉とはもっと早く廃炉にすれば
いいものを、
福井県の知事は補助金の関係もあり、
異論を唱えているようだが、
つぎ込まれた金は国民の税金。

”文殊の知恵”と言うけれど、
知恵も尽きたようです。


今日の映画紹介は「帰らざる河/RIVER OF NO RETURN」。
BSプレミアムで2016年12月20日(火)13:00〜放送。

”耳をすませば聞こえるわ、悲しい水音が、
人はそれを<帰らざる河>と呼ぶ、
時には穏やかに、時には猛り立つ
恋は”帰らざる河>の旅人”。

キャッチコピーは、
”遥かなるロッキーの激流に<愛>を賭けた女・モンロー
哀切のテーマ<帰らざる河>の歌声と共に、
その魅力のすべてがいま鮮やかに蘇る”。

異色の西部劇。
カウボーイや、保安官もいない映画。
登場するのは男と女と少年の3人。

冒頭、白銀を抱いたロッキー山脈の峰々。
そして麓には針葉樹の原野を滔々と流れる河。
そう、シネマスコープで総天然色なんですね。

見どころは何と言っても、マリリン・モンロー。
♪♪Hmmm
If you listen You can hear it call
Wailerie (wailerie)
There is a river called
The River of No Return♪♪

ブロンドの髪を輝かせて、物憂げに哀愁に満ちた
歌声は心に響きますね。

他にも3曲歌っています。
"I'm Going File My Claim"
"One Silver Dollar"
"Down in the Meadow"

彼女が歌う、これらの歌を聴くだけでも
見る価値があります。

ゴールド・ラッシュに沸く西部。
ロッキー山脈の麓でマット・コールダー
(ロバート・ミッチャム)は離ればなれになった
息子のマーク(トミー・レティグ)を探し出す。

マークの世話をしてくれた酒場の女性歌手
ケイ(マリリン・モンロー)から息子を引き取り、
農場に落ち着いたマットだが、

筏に乗って漂流しているケイと
夫・ハリー(ロリー・カルハウン)を助けた。
賭博師のハリーはポーカーでとった砂金地の登記を
するためにカウンシル・シティへ行く途中だった。

マットがこの河は危険だというと、
ハリーはマットから馬と食糧を奪い逃げだす。

農場はインディアンに襲撃されそうになっていた。
彼は直ちにケイとマークを連れて筏に乗り激流を下る。

ラストシーンで、酒場のピアノの上で、想いを込めて、
歌うモンローの妖麗な姿は脳裏に残ります。

モンローと言えば、本作の公開前(8月に公開)に
1954年(昭和29年2月1日)に、ヤンキースの
ジョー・ディマジオと新婚旅行で来日しています。

”夜は何を着て寝ますか?”と記者会見で聞かれて、
”シャネルの5番よ”の名答は有名ですね。

もう一つ、息子のマーク(トミー・レティグ)は、
私が子供のころ大好きだったTVの「名犬ラッシー」の
ジェフ少年です。

野坂昭如氏が歌う、
”マリリン・モンロー・ノー・リターン”を想い出します。

1954年(昭和29年)公開。
監督はオットー・プレミンジャー。
 

プロフェッショナル 

映画ファンの皆さん、おはようございます!

 

今日の映画紹介は「プロフェッショナル」。

BSプレミアムで2016120()13:00〜放送。

たくさんある西部劇の中でも好きな映画です。

西部劇の持ち味である、銃撃戦に爆破シーンと

4人の男臭いプロフェッショナルとくれば、

面白くないわけはないですね。

 

1917年、メキシコ革命の最中。

革命派くずれが山賊となり国境で暴れ回っていた。

テキサス油田の持ち主グラントは、

妻マリア(クラウディア・カルディナーレ)を

山賊の頭領・ラザ(ジャック・パランス)に
誘拐され、身代金を要求される。

 

グラントは妻を奪い返すため、戦いのエキスパートを雇う。

集まったのはリーダーとして

元騎兵隊員で射撃の名手のリコ(リー・マービン)、

馬を愛するハンス(ロバート・ライアン)、

追跡と狩猟を得意としナイフと

弓矢の扱いに長けたジェイク(ウディ・ストロード)、

そして傭兵で爆薬の専門家・ビル(バート・ランカスター)の4人。

彼らはさっそく、マリアが連れ去られた山賊たちが潜む砂漠へ向かう。

 

個性豊かな4人の男と美女の組み合わせに

豪快なガンファイトには目が離せないです。

その中でも酒を女をこよなく愛する男の

バート・ランカスターが不敵にニヤリと笑うところには惚れますね。

 

アクションだけでなく、誘拐されたマリアの隠された秘密に

モーリス・ジャールの音楽と盛りだくさん。

監督はリチャード・ブルックス。1966年(昭和41年)制作。


荒野の七人/The Magnificent Seven 2017年10月17日


映画ファンの皆さん、おはようございます!
今日の映画紹介は「荒野の七人」。
BSプレミアムで
2015年11月4日(水)13:00〜放送。
ご存知のように、
黒沢明監督の東宝映画「七人の侍」を
ジョン・スタージェス監督が
西部劇化した作品。
                    

ユル・ブリンナーが「七人の侍」を観て感動して
東宝からわずか250ドルで買い取り、
農民をメキシコ人に置き換えて西部劇に翻案。

ストーリーは皆さん知っているでしょうから、
「七人の侍」の俳優と対比して紹介しましよう。

メキシコの寒村イスカトランから掠奪を重ねるカルヴェラが率いる野盗群に
村長のヒラリオと村民は戦うことを決意して
村の僅かな財産をかき集めて、武器を求めて国境の街へ、そこでガンマンの
クリス(ユル・ブリンナー/志村僑役に相当)に出会い、野盗退治を頼み込む。

同意したクリスは腕の立つガンマンを探し始めた。
まず、クリスと共にならず者を撃退した
ヴィン(スティーブ・マックィーン/稲葉義男と加東大介)は
クリスの男気に惚れて協力することに。

三人目はクリスの古い友人で金鉱探しに執心する
ハリー・(ブラッド・デクスター/加東大介と稲葉義男)。

四人目はもの静かで、ナイフもライフルも超一流の
ブリット(ジェームズ・コバーン/宮口精二)。

五人目は賞金稼ぎだが、悪夢に悩まされている
早打ちのリー(ロバート・ヴォーン/オリジナルキャラクター)。

六人目は気さくな性格で村の子供達に慕われる
西部で名高いオラリー(チャールズ・ブロンソン/千秋実)。

七人目は力不足だと断られるがクリスを慕い、
強引に仲間に入った、
チコ(ホルスト・ブッフホルツ/三船敏郎と木村功)。

それぞれ、一癖も二癖もあるガンマン達、7人は村へ行く。
クリスは村人達に戦う準備をさせる。
防壁を築いたり銃の使い方を教えたりしている間に
7人の男達と村人の間には奇妙な友情が生まれていった。
チコはペトラという村娘と仲良くなる。
そんな時に、カルヴェラ一味が村を襲って来る。

クライマックスシーンの壮絶なガンファイトは
見応えがありますね。弱気を助け強気を挫くという
万国共通のテーマは単純明快で、画面を盛り上げる
エルマー・バーンスタインの軽快な音楽も、
本作が西部劇史上、普及の名作言われる所以でしょう。

主役のユル・ブリンナーの父はスイス国籍のモンゴル人、
母はルーマニア系と独特の風貌ですが、
本作では15歳年下のマックィーンから、銃の扱い方や
早撃ち、タバコの巻き方などを教わって、
スタイリッシュなガンマンを演じています。

最後のクリスのセリフがいいですね。
”別れは早いほうがいい、農民だけが勝ち、
土地と同じように永遠に生き残っていくだろう”。

1961年(昭和36年)制作。
古い映画です。少しこの年を振り返ってみると、
・赤木圭一郎がゴーカートで事故死。
・樺太犬タローが4年半振りに帰国。
・日本テレビで「シャボン玉ホリデー」放送開始。
・大鵬と柏戸が横綱へ同時昇進。
・国民年金特別会計法成立、保険料の徴収が始まる。
う〜ん!皆さん、この時代は
紅顔可憐な美少年に美少女でしたね。
昭和は遠くになりました。 
 

エル・ドラド/ EL DORADO

映画ファンの皆さん、おはようございます!

中国共産党の第19回党大会が18日に開会するが、
最高指導部人事で習近平国家主席(64)の側近で、
重慶市党委書記の陳敏爾(ちん・びんじ)(57)が
政治局常務委員(7人)に昇格し、来年3月の
全国人民代表大会(国会)で国家副主席に就任することが
内定したとのニュース。

中国は過去の歴史同様に競争相手を
蹴落としての権力争いは、当たり前。
さて、アメリカに次ぐ世界第二位の大国・中国の
舵取りはどうなるのでしょうか?

今日の映画紹介は「エル・ドラド/ EL DORADO」。
BS-TBSで2017年10月17日(火)よる9:00〜放送。

ハワード・ホークス監督の「リオ・ブラボー」、
「リオ・ロボ」とこの「エル・ドラド」は
西部劇三部作として良く知られている映画です。

ストーリーは単純明快、正義と悪の闘い。

早打ちの老ガンマンの
コール・ソートン(ジョン・ウェイン)は
テキサスのエル・ドラドで
アルコール依存症ながらシェリフになった旧友の
J・P・ハラー(ロバート・ミッチャム)や
昔の恋人で酒場の女主人の
モーディー(シャーリン・ホルト)と再会する。

そこで彼は牧場主の
ジェイスン(エドワード・アズナー)の
水利権の争いに巻き込まれるのだった。

ジョン・ウェインとロバート・ミッチャムの
二人が仲良く喧嘩しながら友情が微笑ましい?

ハラーが失恋して酒浸りになるのは笑えました。
さて、酔っぱらいの保安官を助けてコールは
どう決着をつけるのでしょうか…。

酔っ払い役のロバート・ミッチャムは
「リオ・ブラボー」のディーン・マーティン役と
ダブって見えますが意識しての設定でしょう。

ジョン・ウェインは、癌を患って恢復した後の
本作なので体力的に負担を軽くするためか、
腰とか足を撃たれて、アクションを
少なくしているように見えたのは勘繰り過ぎ?

でも、貫禄十分で、ミッチャムと楽しそうに
演じていたのはいいですね。

ジョージ・アレキサンダーの主題曲もいいです。
スペイン語の”El Dorado”の響きと、黄金郷や理想郷を
意味する言葉は耳に馴染みます。

本作は日本での公開が、アメリカ国内よりも
半年早かったと言う映画で、珍しいケースですね。

1966年(平成8年)製作
It's what you've been looking for!

鑑賞日:2014年4月11日

NHKBSプレミアム(1959年昭和34年)制作)
邦題:
リオ・ブラボー
   
原題:Rio Bravo

監督:ハワード・ホークス

出演:
・ジョン・T・チャンス/保安官
 (ジョン・ウェイン)   
・デュード/飲んだくれ
 (ディーン・マーティン)
・コロラド・ライアン/ガンマン
 (リッキー・ネルソン)
 

映画ファンの皆さん、おはようございます!

XPのサポートが9日で打切られました。ソフトの関係でサブで使っていましたが、
オフラインで使うことにしました。

今日の映画紹介は「リオ・ブラボー」。
BSジャパンで2014年4月11日(金)の20:00〜の放送。

西部劇の中でも好きな映画です。特に、ガンファイトだけでなく、
保安官事務所で18歳の
コロラド(リッキー・ネルソン)の
ギターで飲んだくれ役の
デュード(ディーン・マーティン)が歌い、
スタンピー(ウォルター・ブレナン)が
ハーモニカを奏でる。
”My Rifle, My Pony And Me”が
心に響きました。

The sun is sinking in the west
The cattle go down to the stream
The redwing settles in the nest
It's time for a cowboy to dream
Purple light in the canyons
That's where I long to be
With my three good companions
Just my rifle, pony and me
Gonna hang my sombrero
On the limb of a tree
Coming home sweetheart darling
Just my rifle, pony and me
Just my rifle, my pony and me

メキシコ国境に近いテキサスの町リオ・ブラボー。
保安官のチャンス(ジョン・ウェイン)は、
殺人犯ジョー(クロード・エイキンス)を逮捕。

だがジョーの兄で、地元の実力者・ネイサン(ジョン・ラッセル)は
町を封鎖し、殺し屋を送り込んできた。

チャンスの仲間はアル中の保安官補デュード(ディーン・マーティン)と
老看守スタンピー(ウォルター・ブレナン)だけだった。

そんな中、幌馬車隊の護衛だった二丁拳銃のコロラド(リッキー・ネルソン)と
女賭博師のフェザース(アンジー・ディキンソン)が現れる。

”男はなぜ保安官になるの?”
”拳銃の腕を売り歩くの飽きて一か所で売るためだ”と

フェザースとチャンスの恋の行方も見所。チャンスの愛の告白は、
”俺は保安官だ。あんたを逮捕する。”

ディミトリ・ティオムキンの音楽は前述の「ライフルと愛馬」の他に
トランペットの独奏で皆殺しの歌」も効果的に用いられています。

クライマックスの銃撃戦も迫力があります。

西部劇ファン必見の映画です。

監督はハワード・ホークス。1959年制作。

鑑賞日:2014年1月14日
NHKBSプレミアム(1975年昭和39年)制作)
邦題:
シャイアン
   
原題:Cheyenne Autumn

監督:ジョン・フォード

出演:
・アーチャー/大尉
 (リチャード・ウィドマーク)   
・デボラ/教師
 (キャロル・ベイカー)
・ワィアット・アープ/保安官
 (ジェームズ・スチュアート)
 

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「シャイアン」。
BSプレミアムで1月14日(火)の13:00から放送されます。

居留地に無理やり押し込まれ、
飢えと病によっ三分の2が死んでいった
アメリカ先住民のシャイアン族の酋長達は、
遠い北方の故郷であるイエローストーンを
めざそうと決意する。

一行の中には、
子供達に読み書きを教えている
デボラ(キャロル・ベイカー)という
白人の娘が加わっていた。
脱出の報に合衆国警備隊は追跡を開始。
その中には、デボラを妻にと望んでいる
アーチャー大尉(リチャード・ウィドマーク)がいた。

シャイアンに同情をよせながらも、
任務のため非情な追跡をせねばならなかったのだ。

酋長達の努力にもかかわらず、
仲間割れが原因でついに戦いは始められた。

白人たちの猛攻によって、
彼らは次第に追いこまれていく。
やがて厳しい冬になり、
彼らは全滅の危機を迎えるが…。

ワイアット・アープ役で
ジェームズ・スチュワートが出演。

1964年(昭和39年)制作。
西部劇の巨匠ジョン・フォードが
史実をもとに制作した晩年の名作。

鑑賞日:2013年12月17日
NHKBSプレミアム(2003年制作)
邦題:
ワイルド・レンジ 最後の銃撃
   
原題:Open Range

監督:ケビン・コスナー

出演:
・スピアマン/ボス
 (ロバート・デュヴァル)   
・チャーリー/銃の名手
 (ケヴィン・コスナー)
・モーズ/料理人
 (アブラハム・ベンルビ)
・スー/医者の助手

 (アネット・ベニング)

 

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

「アラビアのロレンス」の
主演男優・ピーター・オトゥール氏が
14日に死去されました。81歳。黙祷!

今日の映画紹介は「ワイルド・レンジ 最後の銃撃」。
BSプレミアムで12月17日(月)の13:00から放送されます。

「ダンス・ウィズ・ウルブズ」の
ケヴィン・コスナーが監督・主演の西部劇。
西部劇の醍醐味のアイテムが皆、揃ってますね。
大平原を馬車に乗り、駆け巡るカウボーイに
酒場で酒を呷り、最後はガンアクションで決着。

雄大な大自然の中で、牛を追う4人の男。
牧場を持たずに草原から草原へと自由気ままに
移動しながら牛を育てる“オープン・レンジ”と
呼ばれる牧畜を行っている男達。

この映画の原題が「Open Range」。
意味は西部開拓史では、政府が公有地として指定したものを、
入植者が政府から借り、共同でまたは単独で自分の
家畜を放牧する大平原。

「ボス」はスピアマン(ロバート・デュヴァル)、
その右腕で銃の名手のチャーリー(ケヴィン・コスナー)、
太っちょで気の優しい料理人の
モーズ(アブラハム・ベンルビ)、
メキシコ人の少年バトン(ディエゴ・ルナ)の4人。

買い物に出かけたモーズが帰って来ないので
ボスとチャーリーは町へ探しに行く。
留置場に入れられ、殴られたモーズの顔を見て、
保安官に真相を話すよう迫るが、
牧場を営む町の顔役バクスター(マイケル・ガンボン)は、
ボスたちに
“オープン・レンジ”の時代は終わった”と言い放ち、
いますぐ町を出ていくよう命じるのだった…。

ラスト20分間以上のガンファイトが見もの。
これぞ、西部劇!

鑑賞日:2013年11月26日
NHKBSプレミアム(1954年制作)
邦題:
ヴェラクルス
   
原題:VERA CRUZ

監督:ウィリアム・A・フレイカー

出演:
・トレーン/元南軍大佐
 (ゲーリー・クーパー)   
・エリン/ならず者
 (バート・ランカスター)
・マリー/伯爵令嬢
 (ドニーズ・ダルセル)
・/

 ()

 

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

サッカーくじのビッグで10億円が9口も出たとのニュース。
一日で億万長者が9人も、羨ましい!
でも、買わない人には関係ないかぁ〜。

今日の映画紹介は「ヴェラクルス」。
BSプレミアムで11月26日(火)の13:00から放送されます。

題名の「ヴェラクルス」は
現在のメキシコ合衆国の31の州の一つで、
メキシコ湾の西岸にある地名です。
そこを舞台に金貨をめぐって男たちの闘いを描い西部劇。

ゲーリー・クーパー演じるトレーンよりも、
バート・ランカスター演じるエリンの方が魅力一杯。
悪役だけど憎めないキャラで、
日に焼けた顔で白い歯をむき出しにして
ニヤッ!と笑う顔は最高!これぞ男ぞランカスター!

南北戦争直後のメキシコ。
そこに流れ着いた南軍少佐のトレーンは
無法者のエリンと知り合う。
ふたりはメキシコ皇帝の命を受け、
伯爵令嬢・マリー(ドニーズ・ダルセル)が
乗る馬車を港町ヴェラクルスに送り届けることに。
ところがその馬車には300万ドルの金貨が隠されていた……。

二人のガンマンの友情と駆け引き、
そして最後の決闘シーンと西部劇ファン必見の映画。

1954年(昭和29年)制作。
この年の日本映画には
「二十四の瞳」、「七人の侍」、「女の園」等があります。

鑑賞日:2013年11月19日
NHKBSプレミアム(1970年制作)
邦題:
モンテ・ウォルシュ
   
原題:MONTE WALSH

監督:ウィリアム・A・フレイカー

出演:
・モンテ・ウォルシュ/
 (リー・マーヴィン)   
・チェット/
 (ジャック・パランス)
・メリー/金物屋の後家
 (アリン・アン・マクレリー)
・ショーティ/

 (ミッチ・ライアン)

 

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!
今日の映画紹介は「モンテ・ウォルシュ」。
BSプレミアムで11月19日(火)の13:00から放送されます。

タイトルは主人公の名前ですね。
西部劇ですが、時代の流れでカウボーイ達も
波にのまれ消えていく運命。
身につまされますね。
いつの時代にも栄枯盛衰は世の流れ。
行く川のながれは絶えずして、
しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、
かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。
と言う話ではなく。

2人のガンマン、モンテ・ウォルシュ(リー・マーヴィン)と
チェット(ジャック・バランス)が牧畜の町ハーモニーに現れた。
2人は牧場主ブレナン(ジム・デイヴィス)を訪ねたが、
牧場は東部の大企業の手に渡り、ブレナンは持ち主でなかったが
何とか仕事を得て働き始める。

モンテは昔の恋人でミュージックホールの
マルチーヌ(ジャンヌ・モロー)とヨリを戻し、
チェットは未亡人・メリー(アリン・アン・マクレリー)と
結婚することを考える。

しかし、時代の流れは厳しく、カウボーイ稼業に
こだわっていたモンテも考えを改めようとするが…。

リー・マービンがカウボーイとしての誇りを捨てずに
生きていこうとする姿は男の生き様でしょう。

仏女優ジャンヌ・モローが米映画にデビューした映画。
彼女は『雨のしのび逢い』で
カンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞しています。

共演のジャック・バランスもいいデスネ。
悪役を演じたらピカイチです。
挿入歌の”The good times are coming"も
スローメロディで心に響きます。

鑑賞日:2013年11月12日
NHKBSプレミアム(1970年制作)
邦題:
西部悪人伝
   
原題:SABATA

監督:フランク・クレイマー

出演:
・サバタ/
 (リー・ヴァン・クリーフ)   
・バンジョー/
 (ウィリアム・バーガー)
・ステンゲル/
 (リンダ・ヴェラス)
・ジェーン/

 (ペドロ・サンチェス)

 

 映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日の映画紹介は「西部悪人伝」。
BSプレミアムで11月12日(火)の13:00からの放送です。
マカロニ・ウエスタンで悪役として活躍したあの
リー・ヴァン・クリーフが、
ヒーロー役・サバタとして大活劇。

彼の鷲鼻に鋭い眼光と口髭が魅力的ですね。
彼の華麗なガンプレイとアクション、それに軽快なテーマ曲が
加わって面白い映画になっています。

ドハティの街にサバタがやって来る。
その時、銀行強盗事件で10万ドルの入った金庫が
無法者の一味に奪われてしまう。

事件に気づいたサバタは直ちに悪党達を追跡。
逃げる彼らを長距離用のライフルで倒し、金庫を取り戻す。

彼に賞金を渡した警備隊長は、
強盗団の徹底捜査を宣言するが、
証人達は何者かによって消されていってしまう。

事件の首謀者であるスティンゲル男爵、
オハラ判事、ファーガソンの三人は、
証拠隠滅のためにサバタ暗殺に次々と刺客を差し向ける。

リー・ヴァン・クリーフがサントリーオールドのCMに
出演したいたのを思いだしました。

Don don din don shubi da don 夜がくる
Don don din don shubi da don 灯りがつく
あの街 この街 黄昏て 紫色の 夜がくる
心の中にも 灯がともる
地球がまわる 陽が沈む

のコマーシャルソングをYou Tubeで
聞きながら今晩はウィスキーでも飲もうかなぁ〜。

鑑賞日:2013年11月3日
NHKBSプレミアム(1958年制作)
邦題:
大いなる西部
   
原題:The Big Country

監督:ウィリアム・ワイラー

出演:
・ジェームズ・マッケイ/
 (グレゴリー・ペック)   
・ジュリー・マラゴン/学校教師
 (ジーン・シモンズ)
・パトリシア・テリル/ジムの婚約者
 (キャロル・ベイカー)
・スティーブ・リーチ/牧童頭

 (チャールトン・ヘストン)

 

 映画ファンの皆さん、おはようございます!
今日の映画紹介は「大いなる西部」。
BSプレミアムで11月5日(火)の13:00から放送されます。

「ローマの休日」でロマンスを描いた
巨匠・ウィリアム・ワイラーが5年後に撮ったのがこの映画ですね。

この時代の背景はと言うと。場所はテキサス、1870年代。
メキシコから手に入れたこの地は”綿花の時代”から”牧畜の時代”の変換期。
誇り高い大牧場主とフロンティア・スプリット溢れる
西部人(ヘストン)と東部からやって来た船乗り出身の男(ペック)の物語。

いやぁ〜!雄大な大地を舞台に、これぞ西部劇と言った映画です。
チラシ風に言えば、”男達の誇りをかけた生き様を描く”でしょうか。

テキサスの有力者テリル少佐(チャールズ・ビックフォード)の
娘パトリシア(キャロル・ベイカー)と結婚するため
東部からやって来たジェームズ(グレゴリー・ペック)。

パットを愛していたテリルの牧場の牧童頭スティーブ(チャールトン・ヘストン)は
彼に敵意を向けるのだった。

また、テリル家が地元の勢力を二分している大地主ハナシー(バール・アイヴス)と
水源地の所有をめぐって対立関係にあることも彼は知るのだった。
しかし、この水源地の現所有者で女性教師のジュリー(ジーン・シモンズ)は、
騒動を避けようとどちらにも売らない姿勢をとっていた。

ところが徐々に両家の対立は激化。
そこでジェームズは、平等に水供給したいと自ら土地を買い取ることに。
だが、その後、ジュリーがハナシー側に監禁されるてしまう。

西部劇の三点セットと言えば、荒くれ男は勿論、酒場と教会、そして清楚な女教師。
そう、その女教師がジーン・シモンズ。美人ですね。当時29歳。

そうそう、ハナシー家の息子・バック役でチャック・コナーズが出演しています。
彼が主役の”ライフルマン”は好きなドラマでした。

鑑賞日:2013年10月1日
NHKBSプレミアム(1993年制作)
邦題:
トゥームストーン
   
原題:Tombstone

監督:ジョージ・P・コスマトス

出演:
・ワイアット・アープ/
 (カート・ラッセル)   
・ドク・ホリディ/
 (ヴァル・キルマー)
・リンゴ・キッド/
 (マイケル・ビーン)
・ヘンリー・フッカー/

 (チャールトン・ヘストン)

 

 

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日の映画紹介は「トゥームストーン」。

BSプレミアムで10月1日(火)の13:00から放送されます。

 

ご存知の西部劇・ワイアット・アープの

OK牧場での決闘と、

その後のてんまつを描いたウエスタン。

 

OK牧場の決斗」では

ワイアットはバート・ランカスターで

ドクはカーク・ダグラスが演じていますが、

この映画ではカート・ラッセルと

ヴァル・キルマーが扮しています。

比較しながら見ると面白さが倍増?

 

ゴールドラッシュに湧くトゥームストーン。

元保安官のワイアット・アープ(カート・ラッセル)は、

夫の身を案じて神経をすり減らし、

薬漬けになった妻マティ(ダナ・ウィーラー・ニコルソン)のために銃を捨て、

平穏な暮らしを望んでこの町にやって来た。

 

兄のヴァージル(サム・エリオット)夫妻、

弟のモーガン(ビル・パクストン)夫妻と新生活を夢見て町へ。

 

彼は町がカーリー・ビル(パワーズ・ブース)、クラントン兄弟、

ガンマンのジョニー・リンゴ(マイケル・ビーン)らカウボーイ達に

牛耳られていることを知る。

 

この町でワイアットは旧友ドク・ホリデイ(ヴァル・キルマー)と再会

彼は結核に冒されていたが、恋人ケイト(ジョアンナ・パクラ)

看病しながらドクを再起させようと努力していた。

又、ワイアットは舞台女優ジョセフィーヌ(ダナ・デラニー)と知り合う。

 

ヴァージルとモーガンは保安官となる。

カーリーに決闘を申し込まれたアープ兄弟は

OK牧場へと向かうのだった…。

 

ジョージ・P・コスマトス監督。1933年の制作。

筋書きが判っていても、監督と俳優が違うと

違う映画になりますね。

でも、最近は西部劇の映画が少ないなぁ〜。

 
鑑賞日:2013年7月30日
NHKBSプレミアム(1966年制作)
邦題:
南から来た用心棒
   
原題:ARIZONA COLT

監督:ミケーレ・ルーポ

出演:
・アリゾナ・コルト/
 (ジュリアーノ・ジェンマ)   
・ゴルド/メキシコ山賊
 (フェルナンド・サンチョ)
・ケイ/ゴルドの部下
 (ネロ・バツアフィーニ)
・ウィスキー/

 (ロベルト・カマルディエル)

 

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

 

400mメドレーで瀬戸選手が金メダル。

本命の萩野選手は5位でした。

お互いにライバル同士の19歳。

リオデジャネイロ五輪が楽しみです。

 

今日の映画紹介は「南から来た用心棒」。

86日、13:00からBSプレミアムで放送されます。

 

イタリアで制作された西部劇でマカロニ・ウエスタン。

マカロニなんて、このネーミングにはいつも感心します。

調べたら淀川長治さんが名付け親だそうだ。

 

マカロニ・ウエスタンと言えば、私はすぐに

クリント・イーストウッドの「荒野の用心棒」を

思い浮かべますが、

この映画の主人公はジュリアーノ・ジェンマです。

 

 

刑務所に捕らえられていたアリゾナ・コルト(ジュリアーノ・ジェンマ)は、

メキシコ山賊ゴルド(フェルナンド・サンチョ)の

刑務所襲撃のどさくさに紛れて一緒に脱獄する。

 

ガンマンのゴルドはアリゾナを仲間にしようとするが、

彼は拒否して両者は対立する。

 

敵対する二人。ゴルドはアリゾナの両手両足を撃ちぬく。

町に入ったアリゾナは、密かに傷を治すが、

ゴルド一味が襲撃を仕掛けてくる…。

 

マァ〜、ストーリは然ることながら、

正式なウエスタンと違ってマカロニの味がするこの映画は

又、違った面白さが有りますね。

避暑地に行けない私には家で扇風機の前で

見る映画は幸せ?

 
鑑賞日:2013年7月30日
NHKBSプレミアム(1969年制作)
邦題:
ワイルド・バンチ
   
原題:The Wild Bunch

監督:サム・ペキンパー

出演:
・バイク・ビショップ/
 (ウィリアム・ホールデン)   
・ダッチ・エングストローム/
 (アーネスト・ボーグナイン)
・デケ・ソーントン/
 (ローバード・ライアン)
・フレディ・サイクス/

 (エドモンド・オブライエン)

 

今日の映画紹介は「ワイルド・バンチ」。

BSプレミアムで73013:00より放送されます。

 

鬼才サム・ペキンパー監督による大型アクション西部劇の傑作。

20世紀初頭のメキシコを舞台に、

”ワイルドバンチ”と呼ばれる5人組の強盗団の生き様を描く。

老境に達した主人公たちの最後の輝きに、

失われゆく西部開拓時代への惜別の思いが重なる。

重量級のアクションと共に、

ウィリアム・ホールデン、ロバート・ライアンら

ベテラン名優陣の熱演が見事。

  

鑑賞日:2013年7月16日
NHKBSプレミアム(1994年制作)
邦題:
ワイアット・アープ
   
原題:WYATT EARP

監督:ローレンス・カスダン

出演:
・ワイアット・アープ/
 (ケビン・コスナー)   
・ドク・ホリディ/
 (デニス・クエイド)
・ニコラス・アープ/
 (ジーン・ハックマン)
・ケイト/

 (イサベラ・ロッセリーニ)

 



映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は
「ワイアット・アープ/WYATT EARP」。
BSプレミアムで
2017年4月10日(月)13:00〜放送。

西部開拓史にその名を残す実在した
ワイアット・アープの生涯を描く。
ケビン・コスナーは製作も兼ね、
ワイアット・アープを熱演。

体重を大幅に減らし、
迫真の演技でドク・ホリデイを
演じたデニス・クエイドなど、
実力派キャストの演技も見もの。

キャッチコピーは、
”愛する者を守るために、
誰よりも熱く生きた男の伝説が、今、よみがえる…”。

ウイチタで警察官となって、
結婚したワイアット(ケビン・コスナー)は、
妻を病気で失い、街を出る。

一時は牛泥棒にまで身を落とした彼は、
脱獄・逃亡の後、バッファローハンターとして
生計を立てていた時に知り合った仲間と、
保安官に雇われる。

ダッジシティで、保安官として名を挙げる。
しかし、銀鉱山に沸くトゥームストンに
兄弟たちと共に移住する。

そこには、かつて知り合った仲間たち、
ドク・ホリディ(デニス・クエイド)や
マスターソン兄弟らが集結。

この地で、土着のならず者たちとアープ兄弟との、
争いが起こり、OKコラル付近で、睨み合いになる。

アープもいろいろ人生で挫折を味わい、
「OK牧場の決斗」で有名になり
彼の伝記が出来たようです。

雄大で美しい自然をバックにした
アクションシーンは見応えがありますね。

製作・監督・脚本は「ボディガード」の
ローレンス・カスダン。
1994年(平成6年)制作。


映画ファンの皆さん、おはようございます!

 

選挙も終わり静かになりました。

いゃ〜!まだ蝉たちの合唱がうるさいです。

 

今日(7月23日)の映画紹介は「ワイアット・アープ」。

BSプレミアムで13:00から放送されます。

 

西部開拓史にその名を残すワイアット・アープの生涯を描く。

ウイチタで警察官となって、結婚したワイアット(ケビン・コスナー)は、

妻を病気で失い、街を出る。

 

一時は牛泥棒にまで身を落とした彼は、脱獄・逃亡の後、

バッファローハンターとして生計を立てていた時に

知り合った仲間と、保安官に雇われる。

 

ダッジシティで、保安官として名を挙げる。

しかし、銀鉱山に沸くトゥームストンに兄弟たちと共に移住する。

 

そこには、かつて知り合った仲間たち、

ドク・ホリディ(デニス・クエイド)やマスターソン兄弟らが集結。

この地で、土着のならず者たちとアープ兄弟との、

争いが起こり、OKコラル付近で、睨み合いになる。

 

アープもいろいろ人生で挫折を味わい、

OK牧場の決斗」で有名になり彼の伝記が出来たようです。

  

鑑賞日:2013年7月16日
NHKBSプレミアム(190年制作)
邦題:
バファロー大隊
   
原題:Sergent Rutledge

監督:ジョン・フォード

出演:
・カントレル/騎兵隊中尉
 (ジェフリー・ハンター)   
・ラトレッジ/殺人容疑者の黒人兵曹
 (ウッディ・ストロード)
・メアリー/カントレルの恋人
 (コンスタンス・タワーズ)
・チャンドラ・ハブル/雑貨店の主人

 ()

 

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

 

ロシアで日本から輸入した四角スイカが
一個
85000円で売られているそうだ。観賞用なので

食べれないのだが、珍しさだけで

この値段、金持ちの気持ちは解らない。

 

今日の映画紹介は「バファロー大隊」

今日(16日)13:00より
BSプレミアムで放送されます。

 

 

騎兵隊のカントレル少尉(ジェフリー・ハンター)は、

軍法会議にかけられた

黒人兵ラトレッジ軍曹(ウッディ・ストロード)の弁護を志願。

 

優秀な兵士だったラトレッジは本当に

16歳ルーシイ彼女の父であるダブニイ少佐を

殺害したのか

 

証人としてカントレルの恋人メアリー(コンスタンス・タワーズ)が

脱走したラトレッジに命を救われたと証言。

 

インディアンの襲撃の報を得てラトレッジは

偵察隊を率いて出動する。

偵察隊はインディアンに殺されたクリス・ハブルの死体を発見。

彼は雑貨店の主人チャンドラ・ハブルの息子だった。

 

偵察隊はアパッチに奇襲され、ラトレッジは

大活躍し何度も中尉の命を救うがラトレッジは逃亡

 

西部劇と言うより法廷劇。異色の西部劇ですね。

容疑者の黒人兵が何故か沈黙し続ける中、

弁護人の少尉は真犯人を見つけることが出来るのか?

それに軍曹役のウッディ・ストロードがいいデスネ。

精悍な顔に引き締まった肉体、黒人俳優の始祖と

言われるだけはあります。(1960年制作)

 

同じチャンネルで21:00より

「男はつらいよ・純情篇」が放送されます。

寅さんシリーズには珍しく不倫願望の寅さんです。

鑑賞日:2013年7月2日
NHKBSプレミアム(1970年制作)
邦題:
チザム
   
原題:CHISUM

監督:アンドリュー・V・マクラグレン

出演:
・ジョン・チザム/
 
(ジョン・ウェイン)   
・ローレンス・マーフィー/
 (フォレスト・タッカー)
・ジェームズ・ペバー/
 (ベン・ジョンソン)
・ビリー・ザ・キッド/

 (ジェフリー・デュエル)

 

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「チザム」。

今日(2日)13:00よりBSプレミアムで放送されます。

 

チザムとは実在した人物の名前でリンカーン郡戦争の

記録を元に制作された映画。

 

 

ニューメキシコに広大な牧畜王国を築いたジョン・シンプソン・チザム(ジョン・ウェイン)は

相棒のペパー(ベン・ジョンソン)とともに、

東部からやってくる姪のサリー(パメラ・マクマイラー)を駅馬車の駅で待っていた。

 

その留守を狙って牧場はメキシコの盗賊たちにおそわれた。

そうとは知らぬチザムは、

町で新興勢力の中心人物ローレンス・マーフィー(フォレスト・タッカー)と会っていた。

マーフィーは以前からこの辺りに目をつけていて、

数々の悪辣な手段をもって、縄張りの拡大を続けていた。

 

盗賊を追って、チザムが英人牧場主タンストール(パトリック・ノウルズ)、

ビリー・ザ・キッドの異名をとるボニー(ジョフリー・デュエル)たちと遠出した後で、

マーフィーの弁護士マクスイーン(アンドリュー・プライン)と

妻スー(リンダ・デイ)たちと同じ駅馬車でサリーが到着した。

 

アメリカ西部開拓史上に名高いリンカーン郡の闘いを背景に、

英雄チザムや無法者ビリー・ザ・キッド、

名保安官パット・ギャレットなど、

おなじみの人物たちの活躍を描いた正統派西部劇。

牛の大暴走場面あり、ガン・プレーあり、

西部劇ならではの見せ場を次々に盛り込むなど、娯楽的要素もたっぷり。

 

1970年制作。



鑑賞日:2013年6月25日
NHKBSプレミアム(1948年制作)
邦題:
三人の名付け親
   
原題:3 Godfather

監督:ジョン・フォード

出演:
・ボブ/
 
(ジョン・ウェイン)   
・ビート/
 (ペドロ・アルメンダリス)
・キッド/
 (ハリー・ケリー・ジュニア)
・スイート/保安官

 (ワード・ボンド)

 

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

都議選で自公が全員当選、民主惨敗、
共産倍増の結果になりました。
気になるのは投票率の低さ、43.5%だと半分以下。
せめて投票に行って意思表示をして欲しかった。

今日の映画紹介は「三人の名付け親」。
このタイトルで西部劇です。
明日(25日)13:00からBSプレミアムで放送されます。

銀行強盗を働いた三人の男達。
ボッブ(ジョン・ウェイン)、ピート(ペドロ・アルメンダリス)、
年若いキッド(ハリー・ケイリー・ジュニア)であった。
負傷したキッドを連れて三人は砂漠へと逃げて行く。

砂漠にある水を求めてマジャヴを目指すが、
保安官・スイート(ワード・ボンド)は
彼らがここに来るのを察して先回りしていた。
彼らは追手の裏をかき逆戻りして別の水飲み場のテラピンへ向かう。

そこには幌馬車が居て、
ニュー・イエルサレムから来た彼女は身重の体であり、
まもなくピートの世話で赤ん坊を生み、
3人に赤ん坊を頼みながら死んでいった。

三人は赤ん坊の名付け親となり。
灼熱の砂漠の中をニュー・イエルサムを目指して歩き始めた。

ウエスタンと言うより宗教映画ですね。
一冊の聖書に導かれて
、三人の悪人が自分を犠牲にして赤ん坊を助ける。

1948年制作で原題が「3Godfathers」。
"Godfather”の意味は、
"生まれた子の洗礼式に立ち会って名を与え、
霊魂上の親として宗教教育を保証する。”とあります。
うぅ〜ん!こんな深い意味があったのか〜。
マフィアの首領のことかと思っていました。


鑑賞日:2013年6月18日
NHKBSプレミアム(1957年制作)
邦題:
夜の道
   
原題:Night Passage

監督:ジェームズ・ニールソン

出演:
・マクレーン/元鉄道員
 
(ジェームズ・スチュアート)   
・ユティカ・キッド/マクレーンの弟
 (オーディ・マーフィ)
・/
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・/

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映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日の映画紹介は「夜の道」。
BSプレミアムで13:00から放送されます。

 

 

鉄道工事作業隊へ支給する給金の輸送列車が

ホワィティ率いる強盗団に三回も襲われた。

鉄道工事会社の支配人・キンボールは現場へ給金を届けるため、

輸送金の護衛を元鉄道員のマクレーン(ジェームズ・スチュワート)に依頼。

 

マクレーンは、5年前、強盗団の一味だった

弟のリー(通称:ユティカ・キッド)を

追っ手から逃がしたのが原因でクビにされ、

今はアコーディオン奏者として各地を渡り歩いていた。

 

条件つきで引き受けたマクレーンは

預かった1万ドルを懐にしまい、コロラドの作業場へと向か。

 

ホワィティに列車が襲われ、

少年・ジョーイの靴箱に現金を隠して盗られるの逃れたが

キンボールの妻・ヴェルナが人質に取られ、

彼らの隠れ家へ彼女の救出に向かう。

そこには弟のリーも仲間としているではないか…。

 

いやぁ〜、私が好きなオーディ・マーフィの童顔が懐かしいですね。

彼の早打ちの格好がいいこと。顔と早打ちのアンバランがいい。

又、ジェームズがアコーディオンを引きながら歌う、

”You Can`t Get Far Without A Railroad ”が心に響きました。

 

”川をたどれ どこに行こうとも…”

鉄道と馬と金鉱、ガンファイトと来れば西部劇の醍醐味。

世は満足じゃ〜。

鑑賞日:2013年6月11日
NHKBSプレミアム(1956年制作)
邦題:
捜索者
   
原題:The Searchers

監督:ジョン・フォード

出演:
・イーサン・エドワード/元南軍兵士
 
(ジョン・ウェイン)   
・マーティン・ポーリー/アパッチと白人の混血児
 (ジェフリー・ハンター)
・/
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・/

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映画ファンの皆さん、おはようございます!

 

今日の映画紹介は「捜索者」。

BSプレミアムで今日(11日)13:00よりの放送です。

 

 

南北戦争が終結した3年後のテキサス。

南軍に従軍していたイーサン・エドワーズ(ジョン・ウェイン)は、

牧場を経営する兄のアーロンのもとを訪れ、兄嫁のマーサ、

ルーシーとデビーの姉妹、長男のベン。

懐かしい顔に囲まれしばし寛ぐイーサンだった。

 

だが、地域の有力者クレイトン牧師の要請を受けて、

コマンチ族に盗まれた牛の奪還に向かうイーサン。

 

だが、それは彼らを遠くへおびき寄せるための

コマンチ族の罠だった。

イーサンと混血児マーティ(ジェフリー・ハンター)が

出かけている時に兄一家はコマンチ族に襲撃されてしまう。

 

怒りに燃えるイーサンは、

コマンチ族に誘拐された姪達を捜索するため、

マーティンと共に追跡を始めた。

 

モニュメントバレーを背景に馬上のジョン・ウェインは

黒いカーボーイハットが格好いいデスネ。

これぞ西部劇といったシーンです。

 

ジョン・フォード監督が描くのは執念の追跡劇。

鑑賞日:2013年6月4日
NHKBSプレミアム(1950年制作)
邦題:
リオ・グランデの砦
   
原題:RIO GRANDE

監督:ジョン・フォード

出演:
・カービー・ヨーク/騎兵隊中佐
 
(ジョン・ウェイン)   
・キャサリーン/カービーの妻
 (モーリン・オハラ)
・ジェフ/カービーの息子
 (クロード・ジャーマン・ジュニア)
・タイリー/騎兵隊隊員

 (ベン・ジョンソン)

 

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

 

今日の映画紹介は「リオ・グランデの砦」。

BSプレミアム3ch13:00より放送されます。

「アパッチ砦」「黄色いリボン」に続く、J・フォード“騎兵隊三部作”の最終作。

 

 騎兵隊の活躍と家族愛を描いた傑作ウェスタン。

北軍に加わり、メキシコ国境近くにあるリオ・グランデ河のスターク砦で

横暴なアパッチ族の討伐にあたるヨーク中佐(ジョン・ウェイン)。

ある日、彼の部隊へ15年前に別れた一人息子ジェフが赴任してくるが、

ヨークはあくまで上司と部下の関係を貫いていく。

さらには、ジェフを連れ戻しにやって来た別居中の妻・キャサリン(モーリン・オハラ)も
帯同することに。 そんな中、アパッチ族の大軍に襲撃され、

ついにヨークは将軍の命令でメキシコへ逆襲に向かうのだが…。

 1950年制作の白黒映画。

鑑賞日:2013年5月28日
NHKBSプレミアム(1959年制作)
邦題:
ワーロック
   
原題:WARLOCK

監督:エドワード・ドミトリク

出演:
・クライ/流れ者の保安官
 
(ヘンリー・フォンダ)   
・モーガン/賭博師でクライの相棒
 (アンソニー・クイン)
・ギャノン/カーボーイから保安官へ
 (リチャード・ウィドマーク)
・ジェシー/クライの恋人

 (ドロレス・マイケルズ)

 
映画ファンの皆さん、今晩は〜!

日本原子力研究開発機構の加速器実験施設で
放射性物質漏れ事故が起こりました。
何だかここの組織は作り直す必要があるようです。

今日の映画紹介は「ワーロック」。
28日BSプレミアムで13:00より放送されます。
この映画は複雑な人間関係が絡む異色の西部劇。

サン・パブロ牧場の経営者・マックオウンの
部下達無法者が暴れまわるワーロックの町。
町の人々は流れ者のクライ(ヘンリー・フォンダ)を
保安官に雇う。
マックオウンの部下の1人ギャノン(リチャード・ウィドマーク)は、
無法者の仲間だが自分たちの行為を嫌っていた。

クライと彼の友人で賭博師モーガン(アンソニー・クイン)が
やって来た。
ギャノンはマックオウンと対立して彼を射殺した。

誰が仲間で、誰が敵か、敵の敵は味方かとストーリーの
展開は面白いです。
1959年の作品。
この年の作品に
ジョン・ウェイン主役の「リオ・ブラボー」がありますね。 
鑑賞日:2013年5月21日
NHKBSプレミアム(1952年制作)
邦題:
怒りの河
   
原題:Bend Of The River

監督:アンソニー・マン

出演:
・Glyn McLyntock/無法者
 
(ジェイムズ・スチュアート)   
・Emerson Cole/無法者
 (アーサー・ケネディ)
・Laura Baile/ジェレミーの娘
 (ジュリー・アダムス)
・Trey Wilson/マージの愛人

 (ロック・ハドソン)

 

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日の映画紹介は「怒りの河」。
明日(21日)13:00よりBS3で放送されます。

1952年制作の作品でカラー西部劇。
無法者グリン(ジェームズ・スチュワート)は、
今は開拓地へ向かう農民たちを乗せた幌馬車隊の道案内人となり、
オレゴン州へ向かっていた。
途中、馬を盗んだ罪でリンチになりかけた
コール(アーサー・ケネディ)という無法者を助け、
一緒に旅を続けるうち、無法者同士の仲間意識を持つ。

だがコールは開拓農民たちの食料を奪い
砂金景気で沸き立つ山男たちに売ろうと策略。
開墾第一年の冬が迫り、食料が来ないのを危惧した
グリンは奪回を図る。

グリンとコールの奇妙な友情と駆け引きに
追いつ追われつのアクションに
インディアンに幌馬車隊と西部劇必須アイテムは揃っていますよ。
ロック・ハドソンも出演しています。

1952年は昭和27年。
この年の7月に米軍から羽田空港が返還され
「東京国際空港」が誕生。
流行歌に美空ひばりの”リンゴ追分”。
江利チエミの”テネシー・ワルツ”があります。
この歌は今でもカラオケで歌っています。
I was waltzing with my darlin'
To the Tennessee waltz
When an old friend I happened to see
I introduced her to my loved one
And while they were waltzing
My friend stole my sweetheart from me

鑑賞日:2013年5月14日
NHKBSプレミアム(1969年制作)
邦題:
勇気ある追跡
   
原題:True Grit

監督:ヘンリー・ハサウェイ

出演:
・ルースター・コグバーン/大酒飲みの保安官
 
(ジョン・ウェイン)   
・マティ・ロス/父を殺された娘
 (キム・ダービー)
・ラー・ボーフ/テキサスレンジャー
 (グレン・キャンベル)
・ネッド・ベッパー/

 (ロバート・デュヴァル)

 

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

俳優の夏八木勲さんが亡くなられました。

今年7月公開の「終戦のエンペラ」に出演されています。

予告編を見ると面白そうなのでぜひ、

見なくてはと思っていたところでした。合掌!

今日の映画紹介は「勇気ある追跡」。

明日14日(火曜日)13:00からBSプレミアムで放送されます。

1880年代のアーカンソン州。

マティ(キム・ダービー)は性格は男勝りだが、かわいい少女だった。

彼女の父親が、雇人のトムに殺されたので復讐を決意。

そこで雇ったのが大酒飲みで片目のコグバーン(ジョン・ウェイン)と

若くてハンサムなテキサス・レンジャーのラ・ボーフ(グレン・キャンベル)。

個性の強い3人だけにお互いぶつかり合いながらトムの追跡を始めるが…。

アイパッチをつけたジョン・ウェインが馬に乗り、

ライフルと拳銃で大暴れ。これぞ西部劇の醍醐味ですね。

彼はこの映画でアカデミー主演男優賞を得たのですから

彼にとっては記念すべき映画です。今までに取って無かったのが不思議ですが。

1969年(昭和44年)制作。

この年の出来事に”東名高速が全線開通して名神と直結”とか

”アポロ11号が月面着陸”がありますね。

NTTがプッシュホンサービス開始もありますから今は遠い昔ですね。

鑑賞日:2013年5月7日
NHKBSプレミアム(1968年制作)
邦題:
マッケンナの黄金
   
原題:MACKENNA'S GOLD

監督:J・リー・トンプソン

出演:
・マッケンナ/連邦保安官
 
(グレゴリー・ペック)   
・コロラド/お尋ね者
 (オマル・シャリーフ)
・インガ/判事の娘
 (カミラ・スバーグ)
・ヘシュケ/マッケンの元カノ

 (ジュエリー・ニューマー)

 

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

 

長島さんと松井さんの国民栄誉賞の授与式が

5日に行われましたが

師弟コンビの受賞で大変良かったです。

 

今日の映画紹介は「マッケンナの黄金」。

今日(7日)13:00からBSプレミアムで放送されます。

 

1872年アメリカ西部

インディアンアパッチ族に守られた秘密の谷に莫大な量の

黄金が眠っているという伝説が白人たちの間に伝わっており、

一獲千金を夢見る多くの者たちがそれを

目当てに集まって来た男たちのあくなき野望と

激しい争奪戦を描いた冒険アクション。

 

連邦保安官のマッケンナ(グレゴリ・ペック)は

その谷への行き道を知っているため、

お尋ね者のコロラド(オマル・シャリーフ)らに捕えられ、

案内を強要される。

さらに、同じく捕われの身となった判事の

娘インガ(カミラ・スパーヴ)や、黄金を探し求める多くの者たち、

マッケンナの元恋人で彼に恨みを持つヘシュケ(ジュリー・ニューマー)、

コロラドを追う騎兵隊にアパッチ族もからんで、

ハラハラドキドキの西部劇です。

 

グレゴリ・ペックは二枚目ですね。

彼の主演作の

白昼の決闘』、『ローマの休日』、『ナヴァロンの要塞』、

アラバマ物語』など何度も見たい映画ばかりです。

オマル・シャリフも

『アラビアのロレンス』、『ドクトル・ジバゴ』、『名探偵ベンジー』等、

エジプト人ならでの中東系?の顔が印象に残ります。

鑑賞日:2013年4月23日
NHKBSプレミアム(1965年制作)
邦題:
シェナンドー河
   
原題:SHENANDAH

監督:アンドリュー・V・マクラグレン

出演:
・チャーリー・アンダーソン/牧場主
 
(ジェームズ・スチュアート)   
・ジェームズ・アンダーソン/長男
 (パトリック・ウェイン)
・アン・アンダーソン/長女
 (キャサリン・ロス)
・フェアチャイルド大佐/北軍大佐

 (ジョージ・ケネディ)

 
映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

中国の四川地震では被害者の数が増えています。
地震国日本としてもあちらこちらで地震の報道を聞くと
地球が怒っているように思えますが、考え過ぎ?

今日の映画紹介は「シェナンドー河」(1965年上映)。
南北戦争に巻き込まれた家族の話です。
明日(23日)BS3で13:00から放送されます。

南北戦争中のアメリカ南部・バージニア州。
チャーリー・アンダーソン(ジェームス・スチュアート)は
妻に先立たれた後、
7人の子供と共にシェナンドー川の畔で広大な農場を経営していた。
彼は戦争に否定的で、頑なに中立を守り続けていた。

ある日、彼の息子の1人ボーイが拾った南軍の帽子を
かぶっていたため北軍に捕虜として連れ去られてしまう。
チャーリーは長男のジェームズ(パトリック・ウェイン)一家を家に残し、
他の息子たちと共にボーイの救出に向かう。

この映画にはジョン・ウェインの息子とか
「明日に向かって撃て」のキャサリン・ロス(アン・アンダーソン役)に
日本映画の「人間の証明」、「復活の日」にも出演している
ジョージ・ケネディ(フェアチャイルド大佐役)等が
出演していますから顔を思い出しながら見て下さいね。
 
鑑賞日:2013年4月16日
NHKBSプレミアム
邦題:
エル・ドラド
   
原題:EL DOEADO

監督:ハワード・ホークス

出演:
・Cole Thornton/ガンマン
 
ジョン・ウェイン)   
・J.P.Harrah/保安官
 (ロバート・ミッチャム)
・Mississippi/ギャンブラー
 (ジェームズ・カーン)
・Maudie/コールの元カノ

 (シャーリン・ホルト)

 
映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

俳優の三国連太郎さんが4月14日に亡くなられました。
「釣りバカ日誌」の愛読者である私は
スーさん役の彼のファンだったので残念です。

今日の映画紹介は「エル・ドラド」。
今日(16日)13:00よりBSプレミアム3chの放送です。

ワード・ホークス監督の「リオ・ブラボー」「リオ・ロボ」と
この「エル・ドラド」は西部劇三部作として良く知られています・

ストーリーは単純明快、正義と悪の闘い。
早打ちの老ガンファイター・コール(ジョン・ウェイン)は
テキサスのエル・ドラドで
シェリフになった旧友ハラー(ロバート・ミッチャム)や
昔の恋人・酒場の女主人モーディー(シャーリン・ホルト)と再会する。

そこで彼は牧場主ジェイスン(エドワード・アズナー)の水利権の争いに
巻き込まれるのだった。

ジョン・ウェインとロバート・ミッチャムの二人の友情がいいデスネ。
ハラーが失恋して酒浸りになるのは笑えます。
さて、酔っぱらいの保安官を助けてコールはどう決着をつけるのか…。

同じチャンネルで21時より藤沢周平原作の「山桜」が
放映されます。藤沢ファン必見の映画ですよ。 

鑑賞日:2013年4月9日
NHKBSプレミアム
邦題:
馬上の二人
   
原題:Two Rode Together

監督:ジョン・フォード

出演:
マケーブ/保安官
  (
ジェームズ・スチュアート)   
・ゲーリー/中尉
   (リチャード・ウィドマーク)
・エレナ/コマンチ族に捕虜になった白人女性
  (リンダ・クリスタル)

 

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

 

今日の映画紹介は西部劇「馬上の二人」(1961年制作)。

明日(9日)BSプレミアム3ch13:00から放送されます。

 

監督は西部劇の巨匠ジョン・フォード。

2人の男の固い友情と人種差別がテーマの映画です。


ストーリーは

グランド砦の司令官フレーザー少佐(ジョン・マッキンタイア)から、

コマンチ族にさらわれた白人の救出を依頼された

マケーブ保安官(ジェームズ・スチュアート)と

その旧友ゲーリー中尉(リチャード・ウィドマーク)。

敵地に乗り込んだ一行のキャンプが襲われ、

取り引きの末に何とか白人の娘と少年を救い出したものの、

コマンチ族として生きてきた

彼らに対する白人社会の反応は冷たかった。

 

ジョン・ウェインの「捜索者」と良く混同しますね。

内容もインディアンにて誘拐された白人を

救出するストーリーですから。

 

スチュアートとウィドマークの個性派二人の西部劇は

インディアンとの戦いだけでなく男の友情の物語です。

 

鑑賞日:2013年4月2日
NHKBSプレミアム
邦題:
OK牧場の決斗
   
原題:Gunfight at the O.K.Corral

監督:ジョン・スタージェス

出演:
ワイアット・アープ/保安官
  (
バート・ランカスター)   
・ドク・ホリディ/賭博師でガンマン
   (カーク・ダグラス)
・ローラ/ヨーロッパ帰りの婦人
  (ロンダ・フレミング)
・ケイト/ドクの恋人

 (ジョン・ヴァン・フリート)

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!
今日の映画紹介は「OK牧場の決斗」。
今日2日の13:00からBSプレミアム3chで放送されます。
1957年(昭和32年)に上映されてますから古い映画ですが
西部劇ファンには堪えられない映画です。

ジョン・フォード監督の「荒野の決闘」と登場人物も粗筋も
大体同じなので私も良く混同します。
この映画は原題は「Gunfight at the O.K. Corral」で
監督はジョン・スタージェス監督。
こちらの方がより男っぽく撮られています。


ストーリーは

牛泥棒のクラントン一家を追ってやって来たダッジ・シティの

保安官・ワイアット・アープ(バート・ランカスター)は、

町民からリンチされそうになっていた賭博師ドク・ホリデイ(カーク・ダグラス)を、

彼の情婦ケイト(ジョー・ヴァン・フリート)の協力で救い出す。


ダッジ・シティで女賭博師ローラ(ロンダ・フレミング)と

出会ったワイアットは彼女と共に第二の人生を歩もうと
決意するが、
そこへトゥームストンの町で保安官をしている

兄バージルから救援の報が届けられる。ワイアットはドクと共に
トゥームストンの
OK牧場へ向かった……。


 OK Corral それは無法者たちが最後を遂げたところ…”。

フランキー・レインの歌が流れる中、強烈な個性の二人が

決斗に行く場面に興奮しましたね。


西部劇ファン必見の映画。何度見てもいいデスネ!

(蛇足:コラルの意味は「囲い柵」なのですね。)