
ウエスタン/Once Upon a Time in the West

映画ファンの皆様、おはようございます!
今日の映画紹介は
『ウエスタン/C'era una volta il West/
Once Upon a Time in the West』。
BSプレミアムで2020年6月19日(金)13:00〜放送。
1968年(昭和43年)のイタリア・アメリカ合作映画。

西部に初めて鉄道が敷かれようとしていた頃……。
アイルランドから移住して来たマクベイン(F・ウルフ)は、
この荒野に大きな夢を抱いていた。
そして、彼は砂漠を買い、ニュー・オリンズにいる
婚約者ジル(クラウディア・カルディナーレ)を呼ぶ。
その彼の地権を狙う二人の悪党がいた。
鉄道局の役人モートン(G・フェルゼッティ)と、
ガンマンのフランク(ヘンリー・フォンダ)である。
そこへ、フランクを捜して
一人のよそ者(チャールズ・ブロンソン)がやって来た。
もの凄いガンさばきとハーモニカのうまいので、
彼は“ハーミニカ”と呼ばれた。
彼と同じ馬車にはマクベインに呼ばれたジルも乗っていた。
しかし、その時すでに、マクベインは
フランク一味に殺されていた。
この事件は、ハーフのシャイアン(J・ロバーズ)の
しわざということになったが、居酒屋で“ハーモニカ”に
出会ったシャイアンは、犯行を否定する。
一方、法的な利権がジルに与えられると知ると、
フランクは彼女を狙いはじめた。身の危険を感じたジルは、
保安官(K・ウィン)の助力を得て遺産をせりに出した。
フランクは裏工作をしたが、“ハーモニカ”とシャイアンは
権利を買いとり、再びジルに与える。
本作はレオーネの後期作品の
「ワンス・アポン・ア・タイム三部作」の第一作目。
エンニオ・モリコーネが作曲した楽曲で
イメージを膨らませたレオーネが、そのイメージの通りに
映画を撮影するという方法はユニークですね。
今まで、正義の味方、ヘンリー・フォンダが
悪役を演じるのも異色です。
映画で悪役を演じることに、難色を示した、
ヘンリー・フォンダをレオーネ本人が説得したというが、
彼の悪役振りはどうでしょうかね。
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