○○スクール
登山日時:昭和43年8月2日〜8月5日


登山場所:室堂→一の越→立山→大汝山→別山→剣御前小屋
       → 一服剣→前剣→剣岳(2998m)
メンバー:浜井・山崎・志田・北條

立山・剣岳登山

8月3日(金)
富山→(富山地鉄・ケーブルカー・バス)→室堂(2300m)→一の越(2705m)→雄山(立山・2991m)→大汝山(3015m)→別山(2874m)→剣御前小屋(2700m)→雷鳥沢キャンプ場(
8月4日(土)
雷鳥沢キャンプ場→一服剣(2618m)→前剣(2813m)→剣岳(2998m)
→剣山荘(2450m)→剣御前小屋(2700m)⇔剣御前(2776m)
→雷鳥沢キャンプ場→地獄谷→室堂(2300m)→富山

 

8月2日(金)晴
会社終了とすぐ電車へ、上野の混雑は想像以上。列車では座れず、その上トイレの傍で一睡も出来ず。能登半島へ行く女性グループと言葉を交わしすことで
少しも退屈せず。袖すり合うも多少の縁。
赤の他人と知り合うのも旅行でしか味わえない楽しみ。
8月3日(土)晴
日本海が見える頃、白々と夜が明けてくる。気にしていた天気もよさそうだ。
眠い眼を擦りながら出発。しかし人の多いのに驚いた。
ケーブルに乗るにもゾロゾロ。重いザックをぶら下げてウロチョロ。
まいったなぁ。
室堂行きのバスでようやくウトウトしたと思ったら、寒さで目が覚めて。
目的地に到着。室堂で朝食を食べて出発。
25kg(バスに乗る時、荷物代を取られる為重量を測定)を背負ってヤッコラヤ。
睡眠不足と暑さの為目が眩む思いだ。が地獄谷の景観や雪渓の白さに
気を紛らわしてようやく剣岳のキャンプ地へ。
しかし、剣御前からの雪渓は素晴らしい!
8月4日(日)晴
3時半起床。朝食のラーメンを食べ、サブザックとカメラだけの軽装で出発。
冷気の立ち込める雪渓を踏んで前方の前剣を目の前にして心は弾む。
昨夜は熟睡したので足取りも軽いし天気も最高。
剣のカニの横バイ、、縦バイ葉並んで登るようだ。少し岩登りの感じを味わえた。
剣や周りの北アルプスの山々を眺望出来て、素晴らしいの一言につきる。
午後、テントを撤収して、剣御前小屋迄の荷物の重さがさすがに堪えた。
でもこのコースはポピュラーなコースのせいか女性が多いのが慰め?
岩ヒバリも人懐こいし重さも気にならない?
8月5日(月)曇り
3時半起床。この雷鳥沢のキャンプ場は良く整備されていて過ごしやすかった。
昨夜の雨も止み、霧の中を一路、一の越えへ。
飛ぶように下る。一の越えへ着く頃に晴れて来る。
さらに暑い中、足をガクガクさせて下る、下る。
黒田に着いた時にはガックリ、さすが疲れた〜!
黒田から信濃大町迄ケーブル(乗車賃¥450+荷物代\100)を払って乗車。
なんだかんだと言っているうちにアッと言う間に山の旅は終わった。
又、来るまでサヨウナラ!

 雪渓を登る。
ザックの重量は25kg
 テントで夕食の準備